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いずれも指定暴力団の道仁会と九州誠道会は抗争開始から丸2年です。警戒を続ける福岡県警は、22日朝から、組み事務所など30ヵ所を家宅捜索しています。このうち、久留米市にある道仁会の本部事務所では、去年11月に大牟田市の病院前で、九州誠道会系の組長が射殺された事件の容疑で家宅捜索が行われました。このほか福岡市の路上で道仁会の会長が射殺された事件の容疑でも九州誠道会への捜索が行われ、捜査員110人態勢で30ヵ所の捜索を行っています。県警は、先月1日から道仁会と九州誠道会への第三次集中取締りを行っていて、22日までに26の事件で、あわせて38人を逮捕したほか、関係100ヵ所を家宅捜索しています。久留米市では道仁会事務所の使用差し止めを求めて住民が提訴の準備を進める動きもあり、県警では、今後さらに監視を強めたいとしています。