5/22 21:52 更新

都築総合学園の前総長による強制わいせつ事件の初公判が開かれ、前総長は起訴事実を認めました。検察側は懲役4年を求刑し、裁判は結審しました。都築総合学園の前総長、都築泰寿被告(72)は、大学のエレベーターの中やオープンキャンパスのバスの中で女性職員2人の体を無理やり触ったとして、3つの事件で、強制わいせつの罪に問われています。22日の裁判で都築被告は起訴事実を認めましたが、被告人質問で、謝罪の意思を尋ねられると「顔は見たくないが、謝りたいという気持ちが少しはある」と話しました。検察側は「都築学園という王国に君臨するがごとく、次々に非道なわいせつ行為に及んだ」と指摘、懲役4年を求刑しました。都築被告側は、最終弁論で、「社会的制裁を受けている」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。判決は来月3日に言い渡されます。