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ダイトウウグイス:「絶滅種」巣と卵を発見--奄美の喜界島

 国立科学博物館は21日、一時は絶滅したと思われていた鳥類「ダイトウウグイス」の巣と卵を奄美諸島・喜界島(鹿児島県)で発見したと発表した。

 博物館によると、ダイトウウグイスは1922年に南大東島で発見されたが、その後、見つからなかったため、絶滅したと考えられていた。2000年代に入り、沖縄本島や喜界島で生息が確認されたが、巣や卵はこれまで学術的に確認されておらず、詳しい生態は謎だった。

 濱尾章二・同博物館研究主幹(鳥類行動生態学)らは喜界島で計7個の巣を発見。オス10羽、メス5羽を確認した。一つの巣につき4~5個の卵が確認され、メスだけで子育てすることも分かった。【西川拓】

毎日新聞 2008年5月21日 東京夕刊

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