中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能】

徒然亭が帰ってくる 「ちりとてちん」NHK朝ドラ初の外伝

2008年5月22日 紙面から

「ちりとてちん外伝まいご3兄弟」に出演する(左から)青木崇高、加藤虎ノ介、茂山宗彦、桂吉弥=大阪市のNHK大阪放送局で

写真

 3月に終了したNHKの朝ドラ「ちりとてちん」から派生したドラマ「ちりとてちん外伝『まいご3兄弟』」(7月27日午前11時から衛星第2で、8月=日時未定=にNHK総合)が21日、大阪市中央区のNHK大阪放送局でクランクインした。

 今回の“主役”は徒然亭一門の草原(桂吉弥)、小草若(茂山宗彦)、四草(加藤虎ノ介)の3人。本編の第17週で、徒然亭の面々が、福井県小浜から大阪へ戻る道中で起こる一夜の出来事が描かれる。

 撮影の合間に会見した吉弥は「ドラマが終わってから、いろんな所で、続編はやらないのかと、聞かれてました。今回は3人が主役ということで、決まった時はうれしかったです」と笑顔をはじけさせた。茂山も「草原兄さんと好き勝手やらせてもらって、虎ちゃんを困らせたいと思います」と語り、結束の固さ!?をうかがわせた。

 NHKの朝ドラが外伝ドラマという形で制作されるのは今回が初めて。遠藤理史チーフプロデューサーは「放送中から続編を望む声が多数届いていて、その支持に応えようと、制作を決めました。ちりとてちんの世界観を大切に、独立したドラマとして楽しめるようになっています」とした。

 急きょ、出演が決まった草々役の青木崇高も会見に参加し「オレも出してくれ〜とお願いしたら、出演させていただくことに。僕は今日でクランクアップです」と笑わせた。

 7月16日には「メモリアルブック」が、8月には総集編のDVDが発売され、まだまだ「ちりとてちん」ブームは続きそうだ。 (山崎美穂)

 

この記事を印刷する