国内1、2位の携帯電話販売会社が今秋にも合併する。三井物産子会社で東証1部上場のテレパークと、三菱商事・住友商事が折半出資するエム・エス・コミュニケーションズ(東京・新宿)で、16%前後と国内シェアで他を大きく引き離す販売会社が誕生する。携帯電話契約数が1億件を突破し、国内市場の飽和感が強まるなか、規模の確保により収益改善をめざす携帯電話販社の再編の動きが加速しそうだ。
今年10月にも対等合併する。テレパークが存続会社となり、東証上場は維持する。合併会社への出資比率は三井物産、三菱商事、住商が各25%程度で並ぶ見込み。22日に両社が記者会見し発表する。(07:00)