ダライ・ラマ、中国との対話で進展あれば五輪出席へ

2008年 05月 22日 13:48 JST
 
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 [ロンドン 21日 ロイター] 英国訪問中のチベット仏教の指導者ダライ・ラマ14世は21日、中国との話し合いが進展を見せた場合、招待があれば8月に行われる北京五輪に喜んで出席すると述べた。

 ダライ・ラマ14世は、訪問中の英国で記者会見し、北京五輪への正式な招待はまだ受けていないとした上で「喜んで(北京に)行くが、それはすべてわれわれの話し合いにかかっている」と述べた。

 チベット亡命政府の関係者は先週、中国高官がダライ・ラマ14世に対し、北京五輪への出席を打診したと明かしていた。

 2002年から始まったダライ・ラマ14世と中国側との対話は、6月第2週に予定されている次回会合で7回目となる。

 また、今月12日に発生した中国・四川大地震への中国政府の対応について、ダライ・ラマ14世は「透明性があり素晴らしい」と賞賛した。

 ダライ・ラマ14世は23日にブラウン英首相と会談予定。今回の英国訪問について「政治的なものではない」と述べた。

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