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[08.05.14] 過去のニュースリリース>>


和歌山電鐵株式会社
たま駅長 フランス女性監督のドキュメンタリー映画に出演

たま駅長

和歌山電鐵株式会社(本社:和歌山市伊太祈曽73番地、社長:小嶋光信)の貴志駅「たま駅長」の活躍が、フランスのドキュメンタリー映画監督ミリアム・トネロットさん(女性)の目に留まり、ドキュメンタリー映画『人間の鏡としての猫』の日本代表で取り上げられることになり、5月16日(金)・17日(土)に撮影が行われます。


ドキュメンタリー映画『人間の鏡としての猫』

(あらすじ)
 猫の眼を通して人間に自分の姿を見てもらうこと、もっとも「個人主義的」な動物といわれる猫を通して人間社会を描くこと、これがこのドキュメンタリー映画の目的です。
 昔の封建社会では、人の一生は、生まれや、家庭環境、土地によって決まっていました。それぞれの人間は、自分の親と同じ社会、同じ職業、同じ場所の中で生まれ、育ち、そして死んでいきました。しかし、19世紀の終わりになると、ヨーロッパでも日本でも、個人主義が発達し、人々はこの古いしがらみから自由になりました。人はそれぞれ、自分で自分の生き方を決めることになったわけです。
 猫は、この社会の変化を象徴しているのではないでしょうか。
 長い間、ヨーロッパでは、猫はあらゆる悪徳(偽善、贅沢、怠惰、盗み)のレッテルを張られてきました。しかし、19世紀になると、偉大な芸術家や思想家の創作のインスピレーションとなります。夏目漱石にはじまり、詩人ボードレール、キップリングからプッチーニ、ロッシーニ、さらにはスタインレイン、ルノワール、知的エリートたちは、猫を通して、個人主義の誕生を賛美していきます。自立していて、他人に頼らない猫は自分で日のあたる場所を見つけ、屋根の上であろうと、居間であろうと、自由自在に走り抜けていきます。人間だって猫のように自由でありたいと思ったわけです。
 20世紀になっても、猫はこのように自由のシンボルであり続けるのでしょうか? 猫はどんな価値や欲望を表していくのでしょうか?
 この映画では、この問いに答えるために、地球上でももっとも驚くべき猫たちを追いかけていきます。アメリカでは人間の臨終を知らせるオスカーを、和歌山では駅長をするタマを、ドイツでは首にカメラをぶら下げて散歩するリーを。
 さらに猫にまつわる場所も訪れます。東京では「猫バー」と猫のための高級マッサージ店を、アメリカでは一緒に泊まる猫を選べるホテルを、ジュネーブでは猫のためだけに企画された展示会場を。
 こんな風にして、猫の姿を通して今現在を生きる人間たちを理解しようというわけです。
毎日が猫のことを思う2月22日(2月22日は、「ニャー、ニャー、ニャー」という猫の鳴き声と語呂を合わて、「猫の日」と呼ばれています)でありますように、という願いをこめて!
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監督:ミリアム・トネロット
これまでに数々のドキュメンタリー映画を製作。そのいくつかは欧米の映画祭で高い評価を得ている。現在は、ヨーロッパそしてアメリカでサテライト放映され、その質の高い内容で知られている、ヨーロッパ文化テレビチャンネル「Arte(アルテ)」で製作を続けている。またストラスブール大学で映画製作の講座も担当している。ともに暮らす10匹の猫は、キーボード上を駆け回って彼女の仕事の修正に余念がない(笑)




和歌山電鐵株式会社

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