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歌舞伎座「八月納涼大歌舞伎」(9~27日)で、歌舞伎俳優・中村勘三郎(52)と演出家・野田秀樹(52)がコンビを組み、オペラ「アイーダ」を歌舞伎化した「野田版 愛陀姫」が上演されることになった。
勘三郎と野田氏のタッグは、01年「野田版研辰の討たれ」、03年「野田版鼠小僧」に続く3度目となる。今回は野田氏が作・演出を手掛けオペラの名作を初めて歌舞伎化。時代設定を古代エジプトから、日本の戦国時代に置き換えた。織田の姫・愛陀姫(原作・アイーダ)は戦いに敗れ、美濃の姫・濃姫(原作・アムネリス)に仕え、美濃軍に勝利をもたらした木村駄目助座衛門(原作・ラダメス)と愛し合い濃姫の恋敵となる物語。オペラを原作にするだけに、音楽を意識、強調した作品となるという。
勘三郎は濃姫役で、愛陀姫は勘三郎の二男・中村七之助(25)と、親子でライバルを演じる役どころ。駄目助座衛門は中村橋之助(42)が務める。
(2008年5月22日06時00分 スポーツ報知)