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鮨の水谷のシャリの米は米屋任せ     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008-05-22 07:12:01 | 食べ歩記
ネタは、木製のタネ箱に整然と並べられ、鮪の上には白布がかけられていました。まず最初は淡白な「ひらめ」。相変わらずピッシリと背筋の通った握り。しゃりがはらりと口の中でほぐれていきます。次は「こはだ」。酢〆の味加減が抜群!じんわりと深みのある旨みが染み出てきます。塩と酢の塩梅が絶妙だ。「あおり烏賊」は鮮度がよくて甘い。次いで「赤身」「中とろ」「大とろ」と鮪の三連発。これはすきやばし次郎と同じ。塩味の強いシャリは酸味のある赤身と抜群の相性。鮪は大間産。ネタには相当にこだわりをお持ちのようだ。握り終えると、刷毛でネタにさっと煮きりをひく。従って食べる時にお醤油がいらないのです。

水谷さんの握り方を見ていると、酢飯を一度つかんだら、二度と酢飯をおひつに戻さない。一流の鮨職人というものは、鮨ダネを左手に持った時、酢飯の量を一発で決められるのです。そして、客の前に、ハの字の右側のような形に握りを置く。これは、右利きの人にそのままさっとつまんで食べてもらおうという気遣いなのです。

調査員が「シャリのお米の産地はどこでしょうか?」と尋ねたら、「お米えー、お米はねえー、お米屋さんに任せてあるので、どこだか分かんない」とぶっきらぼうにお答えになった。高級鮨屋というものは概して傲慢!佐渡産こしひかりをブレンドしたお米をお使いとの噂があったが、佐渡のさの字も出てきませんでした。

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鮨の水谷(★★★)    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008-05-21 06:02:12 | 食べ歩記
西銀座のホテル日航銀座の真向かいにある誠和シルバービルの地下1階に、ひっそりとこの★★★のお鮨屋さんがありました。このお店は、夜の開店は午後5時ですが、5時と7時のニ回転性で客を入れ替えているようなのです。調査員は横浜次郎の時代に一度、水谷さんの寿司を味わったことがあります。このお店は、お任せ握りコース一本のみのため、メニューや品書きを記した立て札などは一切ありません。7時にお邪魔したところ、L字型のカウンター10席は、常連、ご夫婦、カップル、男性サラリーマン二人組等で既に満席。お任せを所望して、既に進行中の周りの雰囲気を楽しみながら、冷酒「加茂鶴」をゆっくりと頂きました。

おつまみを頼むお客さんと握りから始めるお客さんと二通りいて、おつまみは特別なものは無く、寿しネタを刺身にして出してくれます。これがけっこう量が多いので、適当なところで、「そろそろ握りをお願いします」と言わないとお腹が膨れて握りが食べられなくなってしまいます。握りはコースで17貫ぐらいが目安、料金は1万5千円(税込み)です。1貫辺り約千円と言った感じです。調査員はコースで十分でしたが、足りないようなら最後にお好みで好きなネタを握ってもらえます。ネタは一流店の中でも上物と思える良いネタを、丁寧に綺麗にタイミングを考えながら握ってくれます。

カウンターの後方に、5人がけ(?)のテーブル席がありましたが、ほとんど使われておらず、荷物置き場と化していたのがちょっとがっかりです。店内は「かんだ」さん同様写真撮影は禁止。凛とした緊張感が漂っていて写真撮影などする雰囲気ではないのですが。。。
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彩花亭の煮込みハンバーグは美味しかった    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008-05-20 06:32:57 | 食べ歩記
隣のカップル様は、新潟から転勤でやってきた若夫婦のようです。奥さんが煮込みハンバーグを注文し、ご主人はふわとろオムライスを注文していました。島の女の子達が注文したスパゲッテイを見て、奥さんが「私もあれにすればよかった」と後悔しています。しかしここ彩花亭は、全てのお料理が美味しいのですから別に後悔する必要はありません。

待つこと20分。ようやくお料理が運ばれてきました。ランチタイムには、お料理の全てにご飯、サラダ、卵スープ、コーヒーが付いています。ハンバーグの上にはチーズがかかっています。一口食べたら、美味しい!!柔らかくてふわふわです。ハンバーグを柔らかくするために、筍かあるいはお豆腐のような物を少し混ぜているように思えました。デミグラソースもハンバーグによく合っています。付け合せは、じゃがいも、人参、いんげん。お隣のカップルは、盛んに美味しいなあーを連発しながら食べています。他人が美味しいと言うときは大抵懐疑的に味わう調査員ですが、今回は彼らと全く同意見です。完食しました。これで880円。肉好きの男性客ならば、やや肉の旨みに物足りなさを感ずるかもしれませんが、女性客には受ける味です。


この彩花亭は、佐渡の他の定食屋さんのように、注文してから5分〜10分ほどで簡単にお料理が出てくるようなお店じゃありません。どんなに混雑していても一切の手抜きのないお料理を出してくれます。女性客に人気があるというのは概して美味しいということの裏返しであることが多い。★★★の味はいささかも衰えてはいなかった。都内のデニーズでは、彩花亭よりも遥かに劣るハンバーグ、ご飯、サラダ、帆立のフライ、コーヒー付きで、1,460円もふんだくるのですから、値段、店の雰囲気、客層、立地を勘案すれば、更に★一つ余分に与えたいくらいのCP(コストパフォーマンス)でした。初夏限定の新しいメニュー展開にも期待しています。
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エルメス砂原?       投稿者:味覚人飛行物体

2008-05-19 12:23:57 | 面白観光スポット
画像はスナックではありません。佐渡市窪田付近で見つけたアパートです。佐和田の国道のバイパスが終了するT字路の近辺を探すと見つかります。「スナックシャネル」という店名で営業するのは商標法違反として、シャネル側から告発され、当該スナックは敗訴しました。エルメスというブランド名も商標登録されています。エルメスの名称を用いたアパート名でアパート経営をするのも商標法に抵触しませんか?

金井にコンパニオンクラブ「エルメス」なるものがあると誰かがコメントしていました。このコンパニオンクラブを見つけることはできませんでしたが、佐渡島民はよほど「エルメス」という名称がお好きなようです。


ググッテみたら、日本全国、変な名前のマンションって一杯ありますね。

「マンション金ちゃん」
「ほうれん荘」「とんちん館」
「ハイツ・アンダーヘアー」 
「ロミオとジュリエット」
「君といつまでも」
「浪花の浴衣兄弟マンション」
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再訪した彩花亭は満席でした    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008-05-19 06:41:49 | 食べ歩記
調査員は一度訪ねて美味しいと思ったお店には再訪することにしています。5月の連休のとある日の午前11時55分頃に、再び彩花亭にお邪魔しました。店内はジャズが流れ、とてもスタイリッシュでお洒落な空間です。小上がりには女性の先客が6名。といってもそのうち二人は幼児ですが。。。画像の白のTシャツを着たおねーさんが注文を聞いていました。このおねーさん、とっても可愛いです。

調査員は残る4人掛けのテーブル2卓のうちの一つに着席しました。そうこうするうちに、4人連れの若い女性客がやってきました。ここで食事していたら、12時半発のカーフェリーに間に合いませんので、彼らは観光客ではなく、島の女の子達のようです。

小上がりの6人連れやこの女の子達の何人かが煮込みハンバーグを注文していました。調査員も煮込みハンバーグを注文。すると女将さんが、「今日はお肉屋さんがお休みだから、あまりたくさん注文を受けちゃうと、お肉が足りなくなりそう」とうれしい悲鳴を上げていました。

やがて、カップル様がご来店。調査員の隣の席で相席となりました。これでほぼ満席。お料理が出来上がるまでの間にもひっきりなしにお客さんがやってきましたが、いずれも女性客。店内が満席と分かると残念そうに他の店へと足を向けていました。そのたびに、女将さんが「申し訳ございません、せっかく来て頂いたのに」と謝っていました。ほどなくして男の二人組みがやってきましたが、満席と分かると、「外で待ちます」とのこと。佐渡のお店で行列ができるのを見たのはこれで2度目です。

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新穂銀山跡    投稿者:東京ハナコライフ

2008-05-18 07:12:39 | 旅日記
5月のとある休日、新穂地区へ行きました。相川の金山、沢根の鶴子銀山の他に新穂にも銀山跡があると聞き、どんな所かを確かめるべく、まずは、新穂の商店街にある、「まつえむ」という鮮魚店のおばさんに、新穂銀山までの道順を尋ねてみました。「おばさん、新穂銀山へはどうやって行けばいいのですか?」と尋ねると、おばさんは「新穂銀山??私らには分かりません。新穂玉造遺跡に詳しいお家の人に聞けば分かると思いますから尋ねてみて下さい」とのお返事。新穂銀山跡って、地元民でも知らないような秘境の地なのでしょうか?そこで教えて頂いたお家へ行って、恐る恐る玄関の引き戸を開けて「こんにちはあー」とご挨拶したら、初老のおじさんが現れました。「新穂銀山への道順を教えて頂きたいのですが?」と言うと、「新穂銀山?山の中にありますが、何にもない所ですよ。一般の人が行っても面白くも何ともありませんよ」とのお返事。暗に個人観光客が行くような所じゃないよとでも言いたげな表情でした。

ハナコが「車で行けるような所じゃありませんか?」と尋ねると、おじさんは「とてもじゃないが車で行けるような所じゃありません」と下を向きながら大きく頭(かぶり)を振った。

エスライフという島のコミュニテイ雑誌を見たら、「新穂銀山散歩道建設プロジェクト」が進行中と書いてありました。ある島内ブログを見たら、「この銀山跡に到る道は、森林組合が整備した林道となっているので、四輪駆動の車なら走破できる」と書かれていました。この散歩道の整備を期待しています。
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5月3日のジェットフォイルはほぼ満席  投稿者:横浜ロキオ

2008-05-17 05:24:45 | 旅日記
5月3日、上野発7:06分の上越新幹線のグリーン車に乗車し、9:03分に新潟駅に到着。越後湯沢以後は、車内は私達4人だけでした(画像2)。新潟発10時のジェットフォイルに搭乗しました。普段は閑散としたジェットフォイルの切符売り場の前ですが、さすがにGW期間中は行列ができていました。「予約のある方は13・14番の窓口に、予約の無いお客様は12番の窓口前にお並び下さい」と叫びながら、佐渡汽船の係員が必死で行列を整理していました。


本日のジェットフォイルの7時と9時の便は満席。10時の便も座席は残りわずかの状況でした。船内に入ったら、9割5分ほど座席は埋まっていました。航行中、新潟行きのジェットフォイルとすれ違う(船内放送では何故か行き逢うと言う)と、後方の親子連れが「うわあー本当に浮いてる!浮いてる!凄おーい」などとはしゃいでいます。

やがてお母さんらしき人が「今日は両津へ着いたら、まず朱鷺を見に行ってえー、それからご飯。ご飯の後は宿でゆっくり。明日は金山に行って、それから尖閣湾でボートに乗ってえー、それからたらい船に乗ってえー、早めのジェットで帰ろうか」という定番の旅行計画を話していました。ま、一般の観光客ならそんなプランになるでしょうね。

佐渡通の個人観光客なら、「まず二見食堂のラーメンを食べてから、新穂の銀山跡を訪ね、次いで猿八の鳥越文庫に行き、それから上川茂から浦津に出て赤泊に達し、田辺邸の望楼を見学後、小木の宿根木に向かい、菜の花さんで夕食」という計画を立てますね。
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佐渡汽船カーフェリーのスイートルーム  投稿者:佐渡汽船ヘビーユーザー

2008-05-16 12:44:49 | 佐渡汽船
5月3日の新潟発9時半のカーフェリーは、特等も一等も満席でした。夏場はジェットフォイルが頻繁に運行しているので、佐渡への往復はジェットフォイルを利用しますが、荒れる冬場はカーフェリーだけが頼り。終日欠航の日の翌日の始発便などは、特等はほとんど満席状態です。筆者のように、一等では嫌だ、どうしても特等に乗りたいという客もいるはずです。

そこで、特等が満席の時は、スイートルームを値段を2〜3割割引いて販売してはどうでしょうか?私なら買います。さすがに、特等に空室があるのに、特等の2倍以上の値段のスイートルームに乗る気はしませんが。。。

両津港ターミナルの運賃表示板の右隣に、「スイートルームを是非ご利用下さい」と書かれたパネルが掲示されていました。正規料金でスイートルームを利用する人って年間どれくらいいるのでしょうか?ほとんど空気を運んでいるだけなのでは?スイートルームの利用促進が目的なら、新婚カップルがハネムーンでスイートルームを利用する時、熟年カップルがどちらかの誕生日にスイートルームを利用する時、特等満席時などに限り、スイートルームの値段を割引いて販売するほうが、よほど増収につながるのではないかと思いますが。

画像は「おけさ丸」の特等室です。
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デザート地獄に苦しみました     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008-05-16 07:16:56 | 食べ歩記
お肉を完食したのを確認したスタッフが、デセールのメニューを持ってきました。予めネットでチェックし、食べたいデセールを決めていたので、迷うことなく「ラム酒風味のサバランとキルシュのアイスクリーム」を注文しました(画像2)。デセールが出来上がるまで、テーブルがお寂しいでしょうからということで、まずラズベリーのパンナコッタが運ばれてきました。これは凄く美味しい。普段はデザートは必ず残すのですが、今回は珍しく完食しました。更にほぼ同時に、クリュレなどの小菓子の盛り合わせ(画像1)とマカロンがこれでもかというぐらいどっさりと運ばれてきました。とても食べきれる分量ではありません。それぞれ1個だけ食べるに留めておきました。他の皆さんは全てお食べになるのでしょうか?ここまでくると完全にデザート責めのデザート地獄です。

「お飲み物は、コーヒー、紅茶、ハーブテイとございますがいかがなさいますか?」と問われたので、カモミールテイーを注文しました。そうこうするうちに、「ラム酒風味のサバランとキルシュのアイスクリーム」が運ばれてきました。ラム酒がよく効いたお菓子です。底にパイナップルが敷いてあります。スタッフ氏曰く、「最初からこのデザートにお決めだったのですか?最近はこういう古典的なお菓子を出すお店は少なくなりましたよねえー」とのこと。これを7割方食べ終えたところでお腹いっぱい。はちきれそうです。するとスタッフ氏が、追い討ちをかけるかのように、焼き菓子やチョコレートを満載したワゴンを引っ張ってきて、「好きな物を好きなだけお取り下さい」とのこと。しかも「これ以外に更にもう一台、フルーツのワゴンがございます」とおっしゃるのだ。せっかくのロオジエ恒例のプチフールのワゴンサービスですが、もう食べられません。丁重にお断りいたしました。それにお持ち帰りなんてできないし。。。お代は飲み物を含め32,144円。お値段も★★★価格でした。

お帰りは、何故かエレベーターの所まで誘導されました。エレベーターの前ではフランス人の支配人さんらしき方がお見送り。日本語で「ゆっくりドアが閉まります」とおっしゃる。確かに10秒ほどこの支配人さんの顔とにらめっこをしながらドアが閉まるのを待ちました。ドアが閉まると、支配人さんは最敬礼でお見送り。1階に着くと、男性スタッフと美人女性がお見送り。彼らが「よい週末を」と声をかけて下さいました。ドアマンに扉を開けてもらい、さっそうと並木通りへ出たら何だか王侯貴族にでもなったような気がしたロオジエでした。




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メインの牛肉は極上でした    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008-05-15 06:12:48 | 食べ歩記
メインのお肉料理は、「和牛フィレ肉のマリネローリエ じゃがいものテリーヌ、卵黄のムース・黒にんにく添え」です。グラスワインの相談に乗ってくれたのは、マスコミでも有名なシェフソムリエ。全く高ビー感を感じさせない親しみの持てるお方でした。赤ワインは「ラムール ドーシュ コステレス デ ニメス2005」というもの。ソムリエに言わせると色っぽく艶のあるワインですとのこと。

お肉は青森県産の吉岡牛とのこと。厚さは優に2センチほどあります。中はピンク色で美味しそう。一口食べてみたら、肉の旨みと柔らかい食感が絶妙です!ソースが又美味なこと!このお肉を食べたら、「こさど」さんや「ホテルイタリア軒」のお肉料理などは、このお肉の足下にも及ばないことを実感するでしょう。恐るべしロオジェ!プロデュイ(素材)、キュイソン(火の入れ方)、アセゾネ(味付け)といった3つのプロセスを重視しており、素材の立たせ方、火入れはほんとに見事です。

添えられた黒にんにくはにんにくの臭いが完全に抜けており、プルーンのような甘い食感でした。卵黄のムースには細かく刻んだにんにくが入っています。じゃがいものテリーヌも今まで食べたことのないお味です。お皿の中のソースを全てパンで拭って食べてしまいました。至福の一時ってこういうのを言うんだろうなあーと思いました。

お肉に舌鼓を打っていたら、支配人らしきフランス人が当方の席までやってきて「ボナペチオ、enjoy your dinner」と声をかけて下さいました。日本語は少々できるようです。調査員は思わず「メルシー」と言ってしまいました。
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