経済産業省は21日、アイ・オー・データ機器が製造・販売した外付けハードディスク駆動装置(HDD)で発煙事故が62件起き、同社が無償点検・修理を始めたと発表した。電圧を調整する電解コンデンサーの経年劣化で、過電圧になるのが原因という。事故は2006年3月から08年3月までに全国で発生、けが人は出ていない。
対象製品は04年3月―05年1月製造の「HDL―Uシリーズ」の「HDL―120U」や「HDL―160U」など7機種で、計約1万8100台。問い合わせ先はフリーダイヤル(0120・977・345)。(21日 15:04)