仙台の中3生、自宅トイレで硫化水素自殺
19日午前3時5分ごろ、仙台市泉区の民家で「トイレで息子が倒れている」と父親から119番があった。中学3年の男子生徒(14)が硫化水素を発生させており、搬送先の病院で死亡が確認された。泉署は硫化水素による自殺とみている。
調べでは、2階で物音がしたため父親が見に行くと、2階のトイレで倒れている男子生徒を発見した。液体が入った容器がそばにあり、トイレの戸に「毒ガス発生中」と張り紙がしてあったという。
遺書などは見つかっていないが、父親の話などから、同署は男子生徒が成績のことで悩んでいた可能性があるとみている。
現場は仙台市郊外の住宅街。泉署などが一時、付近の住民に外出自粛や立ち入り禁止を要請したが、家族や周辺住民への健康被害はなかった。
[2008年5月19日10時48分]
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