(2008年5月21日 17時19分)
去年11月入院中の男性を対立する暴力団関係者と間違えて、射殺した男の論告求刑公判が21日佐賀地裁で開かれ、検察は無期懲役を求刑しました。 論告によりますと道仁会系組幹部の今田文雄被告は去年11月、武雄市の整形外科医院に入院していた宮元洋さんを対立する九州誠道会の関係者と間違えて射殺したとして殺人などの罪に問われています。 21日の公判で検察は「一方的な思い込みによる犯行で、極めて悪質である」として、今田被告に無期懲役を求刑しました。 被害者の遺族は「暴力団抗争と被告を切りはなす無責任な求刑であり、 納得できない」と話しています。 判決は来月10日に言い渡される予定です。
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