福岡放送局

2008年5月21日 18時38分更新

ボランティアがミャンマーへ

サイクロンによる大規模な被害を受けたミャンマーの被災者に支援物資を届けようと、福岡県内のボランティア団体のメンバーらが現地に向けて出発しました。

ミャンマーへ出発したのは、「福岡ライオンズクラブ」と、太宰府市のNPO団体、「日本ミャンマーボランティア協会」のメンバー、あわせて4人です。
ミャンマーではサイクロンによる死者・行方不明者が13万人にのぼり、240万人が被災したとみられていますが、援助物資が届いていない地域も多く、被災者は厳しい生活を強いられています。
こうした中、2つの団体では被災者に直接、支援物資を届けようと、メンバーが渡航を決めました。
4人は21日福岡空港を飛び立ち、隣国のタイを経由してミャンマーに入国します。
現地には4日間滞在し、最大都市ヤンゴンの郊外で、大きな被害を受けたスラム街の児童養護施設などに薬や洋服などの支援物資と義援金を届けることにしています。10年ほど前からミャンマーの子どもたちの支援活動をしてきた福岡ライオンズクラブの河津善博さんは「被害の大きさを知って一日も早く支援したいと思っていました。
子どもたちの手に確実に支援物資を届けたい」と話していました。