社会
「止まれ」強調表示で交通事故が半減 県内11交差点
「止まれ」を強調した表示。事故抑止に効果がみられた=神戸市西区持子1 |
信号機のない交差点で、「止まれ」表示の周りを白線のしま模様で強調する交通事故防止対策が県内十一カ所で試験導入されて約一年。導入後、事故件数が半減したことが、県警交通規制課の調べで分かった。同課は今後、事故抑止が期待できる地点に導入を進めるという。
試験導入したのは、市民の玄関先など信号機が設置しにくい生活道路の交差点で、昨年三月から神戸や姫路市内などの事故多発場所十一カ所に順次設置。路面に書かれた「止まれ」表示の両脇をしま模様で囲み、ドライバーの視覚に訴える。
整備前後の一年間の交通事故件数を比較したところ、四十一件から二十件にほぼ半減。最も効果がみられた姫路市栗山町の交差点では、十一件から三件になった。運転者から「一時停止の場所が分かりやすくなった」という声も寄せられているという。
同課は今後、必要性を検討し、設置を進める方針。「車だけでなく自転車もきっちりと止まってほしい」と呼び掛けている。(斉藤絵美)
(5/20 08:50)
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