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2008/05/20 19:31 KST
独島を朝鮮領と記した日本の古地図、大学教授が公開


【晋州20日聯合】独島と鬱陵島を「朝鮮領」と記した日本の古地図が公開され、関心を呼んでいる。

 慶尚大学食品工学科の許宗和(ホ・ジョンファ)名誉教授が20日、晋州市庁で日本植民地時代の1939年に日本の東京学習社が発刊した小学国史絵図を公開した。許教授は、「絵図の40ページには日露戦争当時の日本海の海戦図が描かれており、対馬など日本本土は赤みを帯びたオレンジ色で、独島と鬱陵島は青みがかった灰色で塗られているが、これは当時の日本人が独島と鬱陵島を朝鮮領と認めていたことを示すものだ」と主張した。この絵図は1928年の初版発刊後に出された修訂版(第12版)で、小学校5年生から高校2年生までの授業で使用された。

 許教授は「近ごろ日本人が独島を日本領と主張しており、日本文部科学省が中学校の次期学習指導要領の解説書に独島を自国の領土と明記する方針を決めたと聞いて、絵図の公開に踏み切った」と話している。

公開された小学国史絵図=20日、晋州(聯合)