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富山市内の当時78歳の男性が病院内の
浴室で1人で入浴中に転倒、死亡
(富山市民病院) |
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富山市民病院で平成17年5月に当時78歳の男性患者が病院内の浴室で水死したのは病院側の過失によるものとして、遺族が富山市を相手に3千500万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしました。
平成17年5月、富山市民病院に入院していた富山市内の当時78歳の男性が病院内の浴室で1人で入浴中に転倒し、死亡しました。
死因は水死で、看護師によって発見されたのは男性が入浴に向かってからおよそ3時間後でした。
訴状によりますと原告側は、「病院側は元患者の男性の病状が急変する可能性もある中、この男性がシャワーさえ拒否していたのにも関わらず入浴するよう促し、さらに1人で入浴させて見回りも行わなかったなど、事故は十分予測された」と、過失は明らかとしています。
富山市民病院はKNBの取材に対し、「あくまでも事故であって、病院側に重大な過失はなかったと認識している」とコメントしています。
第1回口頭弁論は来月5日です。
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