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2005.03.30

文京区にも類似の問題が勃発

アサヒ・コムの2005年03月27日16時18分付(新聞では夕刊)に、この記事が載っていました。
「目白御殿」隣の運動場閉鎖へ 田中家も住民運動後押し
(修正4/11:リンク元消失のため、同一内容のリンク先を修正掲載)
「目白御殿」隣の運動場閉鎖へ 田中家も住民運動後押し
(追加4/11:asahi.com:朝日新聞写真ニュース - フォトギャラリーより)
田中邸(左の森の中)と目白運動場

「三井上高井戸グラウンド」の場合とは背景が違いますが、跡地の問題については「防災・被災時の重要性とヘリポート候補地だった事」が、大きな共通性を持っています。
偶然にも「目白御殿」と呼ばれた元・田中角栄首相の家のお隣だった事で、元・外務大臣の田中真紀子さんも動いているようです。
その際の政治家達の声の記事が興味深いです。「首都直下地震」への備えをどう考えているのか?良い見本です。

この様な「ヘリポート候補地」で、「災害非常時(災害有事)」に陥った際の「大型ヘリを主眼とした空輸ネットワーク」が構築できればどれだけ様々な輸送が迅速に行えるようになるか?(その際には首都という性質上、多国籍での救援活動が展開されるでしょう)そろそろ本気で「神戸の教訓」を活かして頂きたいと国・都・区に訴えたく思います。

●備考blogサイト「とも子のひとこと」
2005年3月22日-目白に広大なグランドと自然・・・売りに出される危険が!

●(4/11追加)参考議事録:田中家側の請願内容と審議が公開されています
文京区HPより
建設委員会会議録(平成16年3月2日)(ブラウザ内で「運動場」と検索して該当部分をお探し下さい)

●(4/12追加)
AR EcoNoteより
2005年01月16日 大震災名言録
2005年01月16日 神戸黒書

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2005.03.24

「オオカミ少年」の危惧と風化

また地震についての報道Webリンクなのですが、

MSN-Mainichi INTERACTIVE 事件
地震予測地図:強震確率を色分け 調査委員会

東京新聞Web
東海から四国が高確率 30年以内、震度6弱以上 地震調査委が全国予測

YOMIURI ON-LINE / サイエンス
国土の1割で100年に1回、震度6弱以上
(補足:確かに宮城県沖の海溝型地震は実感出来るほど頻度が多いです)

段々、机上の論理になってきているような・・・視点や選び方がそうなのかもしれません(そうでしたらすみません)が、大都市圏が阪神淡路大震災の時の神戸市の壊滅状況を「TVの箱の中」を見たり特集雑誌の写真を見て「知ったつもり」になって時が経ち、風化していった様に(そうでなければ今更首都直下地震予測の報告で慌ただしくなるなんて、現場を見た方々からすると呆れるでしょう)、本当の「オオカミ」が来ても「またホラか」と信じてもらえなかった「オオカミ少年」の童話(?)にならないかな?と考えてしまいました。今は世界からも危機的関心を持たれている様ですし(東京が大被災したら世界経済が大打撃を受けるとも言われているようです)…

そういうところに、こういう「記事」を見つけました。

MSN-Mainichi INTERACTIVE 事件
その手のぬくもりを:中越被災地から 仮設住宅で孤独死の男性、ボランティアに心開く

新潟行政も努力はしたのでしょうけど、仮設住宅問題の盲点が出てしまった様です。

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2005.03.22

消えた「指定広域避難場所」はどうなるのかな?

千代田区総合ホームページより。
---------------------------------------
防災情報 [Disasters Prevention]
広域避難場所、一時集合場所の廃止
---------------------------------------
内容の趣旨はリンク先を拝見して頂く方が正確なので省きます。

そこで疑問が。「旧・広域避難場所、一時集合場所」はどうなるのか??
災害時のライフライン寸断・交通網の混乱・食料と水の確保・排泄物を流せない高層ビル・マンション(神戸の震災の際にウォシュレットも使えなくて痔の方々は辛かったようです)でしかも通電されなくて動かないエレベーターの状況下の移動手段は階段・・・というのは高年齢や、身体に障害を持ちながら働いている方々には特に生理的に辛い相談かと・・・。
千代田区の災害対策への解釈に興味が引かれます。

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2005.03.21

皮肉な巡り合わせ〜阪神大震災・地下鉄サリン事件のインパクトの再現〜

人々の意識にとって、10年前の阪神淡路大震災と同様の「まさか」という地域で、しかも地下鉄サリン事件10年の日に九州地方で「震度6弱(報道による)」の大地震とその被害の発生が起きてしまいました。
以下が、報道されたニュースの抜粋したリンクです。


CNN.co.jp
福岡・佐賀でM7の地震 1人死亡

東京新聞Web
福岡と佐賀で震度6弱

アサヒ・コム
福岡県西方沖地震
福岡市・佐賀で震度6弱 1人死亡、けがは196人
空白地帯に最大の揺れ 九州北部の地震
玄界島の400人、離島避難 続く余震、走る地割れ


MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題
福岡沖玄界地震:1人死亡、負傷者400人以上に
MSN-Mainichi INTERACTIVE 社会
地震:福岡と佐賀で震度6弱 津波注意報は解除
地震:福岡・玄界島で全壊20戸 自衛隊派遣要請
福岡沖玄界地震:窓ガラス次々割れ一斉に避難 福岡ビル
福岡沖玄界地震:家が次々に倒壊 「生きた心地しない」

YOMIURI ON-LINE / 社会
震度6弱の揺れ…商品が散乱、買い物客ら悲鳴
岡西方沖地震、ソウルなど韓国全土で揺れ…注意報も
“地震空白域”を襲った揺れ「生きた心地せず」
福岡・佐賀で震度6弱、1人死亡196人けが
「まさか福岡で…」震災対策乗り出す矢先の衝撃

NIKKEI NET
 NIKKEI NET:特集 福岡・佐賀で震度6弱
(3/20)福岡と佐賀で震度6弱、1人死亡400人けが・家屋倒壊700超す


ここのblogの過去ログを見て頂ければ、これ以上のコメントは必要ないでしょう。

●3/22追加
NIKKEI NET:経済
地震活動が低調な九州で予想外発生「1000年に1回未満」

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2005.03.20

「テロ被害者」日米の被害者支援の差

今日は、『阪神淡路大震災』の次に日本社会を揺るがした(また、先進国のテロで初めて化学兵器が使用された)『地下鉄サリン事件』から10年目です。

東京新聞Web
地下鉄サリン事件から10年

アサヒ・コム
被害者支援、「米と雲泥」 地下鉄サリン10年

YOMIURI ON-LINE / 社会
地下鉄サリン事件から10年、被害者支援求めアピール

南日本新聞:FLASH24:社会・科学
支援シンポや集団ウオーク サリン事件十年前に被害者

初めて知った若い方、またはもっと詳しく知りたい方は、
村上春樹/著(編と言うべきか)「アンダーグラウンド
を読まれる事をお勧めします。

「心的外傷後ストレス障害(PTSD)--- DSM-IV-TR(米国精神医学会の診断マニュアル)から ---(解説についてはネット上でピンからキリまでありますので各自お探し下さい)」が日本社会で認知される決定的事件でしたが、それが「支援行動」にまでどのように結びついたかというと、この事件の被害者の方々の現在の境遇が、象徴的に物語っていると思えます。

「アンダーグラウンド」の中で、被害者の方の証言で「対向車のホームの人は何があったか分からない様子で見ていた」意の事が書かれています。
その後に起きた「えひめ丸と米原潜の接触・沈没事件」でも、当時の森首相が知らせを聞いてもゴルフ場にいたと騒がれました。また、海難事故であるこの事件に当初からPTSD発症の恐れの指摘もありながらも、米国の心理職の協力申しでを拒み(報道)、派遣した専門職(外務省・広報談)だけで対処した結果、恐れていた「被害者の生徒の方々」のPTSD発症が後に報道されました。

精神医学では、日本はアメリカより2〜30年も遅れている、とはその世界でよく言われていることですが、先日の首都直下地震の騒がれようも、あらかじめ「予想」されていながら「神戸後10年」でいまだに「これから対策を検討する(内閣府・東京都の担当窓口談)という有様・・・
「三井上高井戸グラウンド一帯」という「指定避難場所」の処遇についても、先の一連の出来事の「行政の対応のまずさ」の様に、のちに何かの契機で公機関が「宅地化をしてはならなかった」と後悔しても遅かった・・・ということも、後々十分に有り得ます。

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2005.03.19

今行政で流行の『まちづくり』についてのトピックス

『まちづくり』という、「町」とも「街」とも区別がつかない平仮名の言い方が、どうも行政では流行っているらしい。
そこで、ちょっと参考サイトを探してみました。

まちづくりと情報化
なかなか興味深そうなコンテンツです。その中から抜粋紹介。

「都市計画の行政制度」について
『西尾勝氏が1966年に著した『都市計画の行政制度』という論文の概要を整理したもの』との事ですが、現在の都市計画を考える上では下地として参考になります。

「まちづくりと情報化」について
ここでは、「まちづくり」について考察されています。「まち」=「街(市街地)」ではないところが興味を引くところでしょうか。

それでは、2005年の今の杉並区・東京都の『まちづくり』に必要な要素は何なのでしょうか。
少なくとも、都心部のビルの形骸的計画建築による東京タワーからの電波遮断問題(2002年3月例会報告(東京地教研) 電波障害とその対策)や、複数マンション建設業社の乱開発(「乱」というのは、計画性のなさ、混沌、利益追求の意味合いの高さ=資本主義原理そのままですが、という意味合いです)では、ある程度の経過は出ているように思われます。
そして、これから起きるかもしれない天災への無防備さは国際社会が「高危険指数(Yahoo!ニュース - 共同通信 - 東京・横浜圏が被害最大 地震や津波でと再保険会社)」として指摘しているところでもあるでしょう。

とりあえず、こういうのはありますが・・・海外の災害対策・救援の経験者達からすれば、どう見えるでしょう?
東京都HP「防災都市づくり推進計画(整備プログラム)」の策定について

●4月6日補足追加(高層ビルによる電波障害問題)
馬場裕子のホームページより。
 平成13年 総務委員会 「2001年10月16日  二 電波障害について」

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2005.03.11

調査結果記事:分譲マンション購入層のこだわり

不動産業務のためのサポートサイト=R.E.port=
というポータルサイトの2005年01月25日付記事に、この様な調査記事がありました。

MAJOR7調べ、分譲マンションでこだわりたいのは「セキュリティ」・魅力的なのは「広さ」と「最新仕様」

「三井上高井戸グラウンド」とこの調査結果の接点はあるでしょうか?
意地悪ですが、ご覧になった皆さんでお考え下さい。

ただ、この記事で抜けている視点もあります。
「大地震のしのぎ方(対策)とその後」です。
複数のケースとして「神戸市の震災後のマンション購買者の方々の場合」が出ており、トラブル記事も見られました。
耐震構造チェックは当然としても、地震のリスクを背負って長く住む地域の場合には、こういう視点も重要でしょう。
特に近所の指定避難所が大避難所になって、救援物資の輸送拠点も無くて不便であれば、まさに「神戸市の二の舞」です(民間ボランティア活動は小規模団体が小規模避難キャンプなどに対して有効でもありました。救援物資の一方的混乱配送で無効になった食料も報告されています。首都圏規模の大避難所の場合は、行政の事前の実践的取り組みにかかっていると言っても良いでしょう)。

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2005.03.10

タヌキの林と住民との関係

アサヒ・コムの2月16日付で、こういう記事がありました。

都会派タヌキ受難 住み家の森に集合住宅計画 東京 (02/16 17:29)

これは、リンク集のカテゴリ「他の住民運動サイト」に設置した
下落合みどりトラスト基金
についての記事ですね。

この記事を取り上げたのは、内容の趣旨とは少し違います。
理由こそ違えど、問題意識を持った住民の方々が動いているという事実を取り上げようと思いました。
地域住民の方々全てが全く同じ意見にまとまるのが無理なのは、過去の事例からも無理か弊害がでるかという事は分かり切っていると思います。
昔から全国で細々と続いてきた自然保護運動のように(鳥類では「日本野鳥の会」が有名になってしまいましたが)一つの団体にまとまる必要もないのかもしれません。
問題の本質を見据えられればいいのではないか…そんな気がします。

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第8回まちづくり博覧会に特別参加

3月5日(土)、6日(日)、セシオン杉並展示室で、第8回まちづくり博覧会(主催:まちづくり博覧会・会長村上處直 共催杉並区まちづくり推進課)が開催され、子ども達や学生によるまちづくり研究発表や村上處直先生の防災夜話、16年度「まちづくり活動助成」団体の報告などが発表されました(5日夕方には山田区長、6日は終日、共催者として杉並区都市整備部まちづくり推進課の中島課長などが出席)。
「三井グランドと森を守る会」は特別参加として、会場ブースに三井グランドに残る自然を写した写真やグランド保全を訴える会の主張を展示、署名用紙も用意して参加者に理解を求めました。

Machihaku

 この制度は平成15年4月に施行された「杉並区まちづくり条例」の中で、まちづくり支援制度のひとつとして位置づけられています。条例に基づく支援制度は「街づくりの気運を醸成すると共に地域の活性化と住環境の向上を図るために区内において自主的にまちづくりを行おうする区民等の活動」に対して、その活動経費の一部を区が助成するものです。
各発表はその底流に都市開発によって失われた環境文化を取り戻したいという姿勢が感じられました。
発表後の質疑応答中、守る会会員から「水や緑の環境を保護し、その土地それぞれの文化を生かす街並みを擁護する発表を支援するかのような区の姿勢と三井グランドマンション開発に住民の意見も聞かずに踏み切る区の姿勢との落差にとまどいます」と発言がありました。

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2005.03.09

『地下水脈』と陳情と

なにやら、このblog(サイト)の趣旨から「怪しい印象」を与えかねないタイトルですが、今回は文字通り、井戸水・湧き水の源泉の「地下水脈」の話です。

『すぎなみ文化通信』でも掲示板で当会のブースの画像と文章が投稿されて助かっておりますが(いずれこの事についての報告をアップさせて頂く予定です)、「セシオン杉並」で杉並区「まちづくり博覧会」が3月5・6日の二日間に渡り開催されました。

そこでは他にも「杉並南部の地下水脈調査」というブースがあったようで、これについても同様に後日報告の中でアップされるのではないかと思います。

また、杉並区議会事務局がこの問題(三井グランド問題・区のまちづくり[三井高井戸計画]問題の両方なのが妥当なのですが)について陳情書を受け付けております(立法機関としては当然ですね)。
参考に、ひとつの期間の区切りとしての様ですが、11日までに提出してほしいとの事です。
詳しくは、誠に申し訳ありませんが杉並区議会ホームページからお問い合わせ先をお探し下さり、コンタクトをとって頂くと幸いです。

●追加
住民運動は、一つの団体にまとまっていなくても、大勢の意見提起が集まれば、行政・事業者にとって嫌でも無視できない存在になります。
このサイトも、「参考資料サイト(簡単にいうと、リンク集サイト?)」としてだけの活用でも構わないと考えております。
少しでもこの問題に関心のある方々のお役に立てれば、と思います。
それが民主主義の国の住民運動だと、思います。

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2005.03.08

複雑そうな「日影規制建築確認取り消しの審査請求」の事情

建設総合サイトKEN-Platzにて、
2005年1月29日付で
建設総合サイトKEN-Platz:ニュース:東中野の住民が「日本閣」跡地の高層マンションの日影を巡り審査請求
が報道されています。
2棟建設のうちの1棟は別の事業者との事です。
これはどうも、全体を見ているのか?分からない認可を出す、行政にも問題があるような…

●追加
産経新聞社のSankei Webでも同様の問題を取り上げています。
 産経新聞社の中野区の“ツインタワー”建設 住環境保護へ法整備急務(1/17)
こちらの記事で、行政側の東京都都市整備局のコメントがあります。
開発許可は中野区との事です。
三井不動産側の「日影時間の認識」も掲載。ただ、これには解釈が分かれるのでコメントできません。

気がはやい事に、こちらでは早速完成予想図が載っています。
新築マンションポータルサイト・メジャーセブン
 新築分譲マンション検索
いくら何でも、住民から「審査請求」が出されている最中の物件の「資料」を送る姿勢は、サイト経営姿勢を疑ってしまわざるをえませんが、いかがでしょうか…

この問題についてのblogアーカイブはこちら。
日影の陰のホンネ?-“美しい”景観を考えるブログ

(追加:3/10)続・日影の陰のホンネ? [2005年02月08日(火)]
 このトピックの内容は、大変参考になります。「感情論的反対」では説得力がなく、実際に破れやすいのは自然環境保護系運動では良くある事です。
 反対運動・問題意識を持つ事で、その問題を考える事こそが、一番重要なのではないかと思えます。

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今年2月27日NHK放映の三井不動産・岩沙弘道社長へのインタビュー・ページ

NHK総合「週刊 経済羅針盤」に、
三井不動産の岩沙弘道社長がインタビュー(そのページ)されていました。

発言内容はここでは問わないで、ご覧になった方々の感想に全てお任せ致したいと思います。

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2005.03.07

2005年1月8日付の毎日新聞(Web)の地震対策意識調査報告記事

2005年1月8日付の毎日新聞(Web)の記事を発見しました。

クローズアップ2005:地域防災力アンケート 地震対策の意欲、問われる自治体

詳しい事は、記事をご覧下さい(リンク消失の際はご了承下さい)。

この調査で杉並区がギリギリ「計 41」で入っていますが、問題は数値ではありません。
杉並区にはこれに満足することなく、これからも机上の空論でない実践的な総合的地震対策(物と人を有効に活かし、途切れることなく区民・都民他*を救援する有機的災害対策)を進めていただきたいと思います。

その為に杉並区には一度、国際的な救援のプロ(紛争地帯だったアフガニスタンなどを始めとする国連所属で生死の判断を常に考えながら救援指揮を行った人達)の方々を「臨機応変な国際的救援方法」などを学ぶ等のために、是非呼ばれる事をお勧め致します。
(神戸の都市型震災救援では、国家単位で世界に対策行動力の低さを認知されました --民間ボランティアの行動は別として-- 中越地震への支援対策はまだまだ途上ですので、小千谷市救援物資迅速輸送の「慢心(もし抱いていたとしたら、の話です)」は傲慢を招く事も指摘したいと思います)

*補足:人間だけに限った事でなく、家族の一員のペット達の事も事前に対策に盛り込む事は大変有効でしょう

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広域避難場所「三井上高井戸グラウンド一帯」で指定されている住所に含まれる新規マンション分譲状況

最近、浜田山4丁目にある浜田山小学校隣にできたマンションや、井の頭通り前の旧・日産寮跡地に建設中の「壁のように高い」建造マンションなどを見ると、杉並区が公開した「町丁、年齢(各歳)別人口(平成17年1月1日) 」の人口と年齢構成が更に上回り、変化するのでは?という予想から、現在の該当住所が含まれるサイトのページの「マンション販売(分譲)状況」を公開してみる事にしました。
広域避難場所「三井上高井戸グラウンド一帯」で指定されている住所に含まれる新規マンションには要注意ですね。
Yahoo!不動産 - 買う/新築分譲マンション - 井の頭線


●参照過去ログ
朝日新聞東京版(Web)の記事紹介(大地震の話題)

●参照データ(杉並区HPから)
生活ガイド - いざという時のためのカンタン行動マニュアル
 (「10」の「三井上高井戸グランド一帯」の避難地域(町目別))
区政資料 - 統計 - 人口
 (各自が試算できる[MS Excel]のデータ形式で公開されています)

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杉並区のH17年度予算案のWebニュース

建設新聞社のWebニュース・建設業界ニュース東京版が、2月7日付で杉並区のH17年度予算案を報道していました。
今後関係する情報がある”かも”しれないので、ご紹介します。

荻窪小移転改築で測量、設計着手 杉並区の17年度予算案

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2005.03.06

今度は日経新聞(NIKKEI NET)で三井不動産の動向

日本経済新聞社のWeb記事「NIKKEI NET」を拝見しましたら、三井不動産の動向が載っていました。

三井不、三井不動産販売と住宅分譲事業で新会社
時期的に「あの」計画にも響くでしょうし、これを見逃す事はできませんね・・・

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朝日新聞東京版(Web)の記事紹介(大地震の話題)

最近になって、恥ずかしながらようやく朝日新聞(Web)の東京版・記事閲覧を把握できるようになりました。
そうしたら、2つ気になる記事がありましたので、ご紹介します。

地震防災の計画見直し

「避難者」最悪370万人

災害は来ない方が一番いいのですが、ことわざに「災害は忘れた頃にやってくる」「地震 雷 火事 親父」がありますし。

杉並区の「区政資料 - 統計 - 人口 - 各歳別人口」にある
「町丁、年齢(各歳)別人口(平成17年1月1日)  h1701age.xls(直リンクは今回はしません)
で、区の広域避難所指定がされている「三井上高井戸グラウンド一帯上高井戸グラウンド一帯(三井上高井戸運動場一帯)」の避難人口対象年齢層をエクセル(表計算ソフト)上で年齢別に計算しましたら、やはり「60才以上」の方々が1万人で全体の1/4を占めている事も判明しましたし(追試は区のデータをダウンロードすれば誰でもできますので、お勧めします)、
神戸の多くの避難所(小学校・中学校・高校)も多くて2000名の収容は大変難しく、結局周囲の公園や空き地などで「避難キャンプ被災者」として過ごさなければならなかった方々も多かったですし(ホントかどうかは身近で当時ボランティアに行かれた方に聞いてみるのが一番です)、特に高齢者介護には100才を越えられる方も数名いらっしゃるので、なったらなったで心配事が尽きません…

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2005.03.05

企業の社会貢献

欧米の企業が社会貢献活動(ノーベル賞は大変有名です)も行っているという事を一度は耳にされた方は多いのではないでしょうか?
そこで、では現代日本ではどのくらいの企業が「社会貢献活動」をしたり、発言したりしているのかを、googleで検索してみました。

でもその前に、まずは「中央防災会議」の資料から・・・

中央防災会議・今後の地震対策のあり方に関する専門調査会(第7回)
 資料2 今後の地震対策のあり方に関する検討事項等[ PDF ]


ここから、企業のページにリンクして見てみましょう(頭が基本的にTOPページです)

ふらっと 人権情報ネットワーク
 ふらっと -取り組みの紹介- 企業と社会貢献
 
++PHP INTERFACE++
 企業の社会貢献度1997
 企業の社会貢献度1998
 企業の社会貢献度1999

経済同友会
 地域に根ざした防災システムの構築と企業市民の役割:中間報告
 
鹿島 SEEHM 研究会 「ニューロングロード」
 企業のリスク認識と地震防災
 
日本製紙グループ
 日本製紙グループ:CSR:社会環境活動/主な社会貢献活動

社団法人 日本経済団体連合会 / Nippon Keidanren
 日本経団連意見書:災害に強い社会の構築に向けて (2003-07-22)
日本経団連1%クラブ ホームページ
 1%クラブニュース No.64 (2003.秋)
 
呉羽化学
 呉羽化学|生産拠点
 
丸文株式会社ウェブサイト
 ●人生に活かす論語から学んだ「人間学」●
 ゲスト  伊藤 利朗氏
 三菱電機株式会社 常務取締役技術本部長
   VS
 インタビュア  稲村 明彦
 当社取締役総務本部長
 
TORAY
 TORAY | 環境・社会活動 | 企業市民として
 
KOBELCO 神戸製鋼
 『企業倫理綱領』の改定について:企業行動基準
 
大同特殊鋼ホームページ
 地域社会における貢献活動
 
株式会社リコー | Ricoh Japan
 企業情報 / リコーの社会貢献の軌跡 | Ricoh Japan
 
フュージョン・ネットワークサービス
 About GOL - Community Involvement (J)
 
NEC Fielding
 環境経営報告書2004-NEC FIELDING
 
旭電化
 環境マネジメントシステムの状況
 
ノーリツ鋼機株式会社
 社会的責任活動
 
三洋電機
 SANYO社会貢献活動トップ
 
かながわ県民活動サポートセンター
 三洋電機株式会社
 株式会社 資生堂
 
サッポロホールディングス/ホームページ
 サッポロホールディングス/環境レポート2004
 
あしたのもと AJINOMOTO
 味の素環境への取り組み
 

それでは最後に、1995年1月17日から大被災を被った神戸市のページから、「震災の教訓」と思われるページをご紹介して締めとします。

神戸市
 神戸市公園緑地審議会答申書
 公園づくりのテーマ

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2005.03.03

三井グランド閉鎖後・跡地に関する陳情ご報告と、再度ご署名のお願い

ご近隣の皆様

三井グランド閉鎖後・跡地に関する陳情ご報告と、再度ご署名のお願い

平成十六年九月末からはじめました「三井グランド閉鎖後・跡地に関する陳情」(陳情代表者 福田睦子)署名は、十二月九日現在 4,517名の署名を杉並区議会に対して提出しております。
(2005/3/3補足:2005年3月2日現在では8841名となっております)

【区議会の動き】
 平成十六年第4回杉並区議会定例会は、本会議初日「三井グランド・・・陳情」を『都市環境委員会』に付託しました。委員会は、委員長:小川宗次郎(民主)副委員長:はなし俊郎(杉自)  堀部やすし(無)とかしきなおみ(杉ル)関 昌央(自民)松浦芳子(自無)原口昭人(共産)渡辺重明(公明)小泉やすお(杉自) この九名で審議されます。(敬称略)
審議日程は、委員長に裁量権があり、この会期中には取り上げていただけませんでした。今後の日程は未定です。したがって、署名はこれからも続けて、出来るだけ多くの方々のご賛同を得たいと考えております。

【三井グランドの動きをご存じなかった方へ】
 杉並区議会あての陳情書におおよその経過は書かれておりますが、

《当てにしていた緊急時の広域避難場所が四分の一に》
(三井上高井戸グランド一帯)という広域避難場所指定は、三井グランド・三井の森・柏の宮グランド・新日鉄グランドを一帯として指定していました。
今、新日鉄グランドは、マンションに変わりました、来年秋以降に三井グランドと森も、住宅開発されようとしています。柏の宮公園が、杉並区の防災公園になりましたが、もし、三井グランドと森が開発されると、当てにしていた広域避難場所は、四分の一になってしまいます。

《当てにしている住民は、36,600人・それより多くなるでしょう》
 政府の中央防災会議が想定する首都直下型地震:震度6強がもし本当に起ったとしたら、神戸震災(阪神淡路大震災)・中越震災(中越地震)の事態はさけられない現実となることでしょう。近隣の避難場所として、又二次的な避難場所として、杉並区の中央部あたりからでも、歩いて30分の距離に三井グランドはあるのです、この貴重なオープンスペースを壊してしまってよいものでしょうか。
私達は、神戸・中越の震災から、多くのものを学んだはずです、何とかして、広いままで残していただきたいのです。

広域避難場所として指定されている住居範囲は、高井戸東一丁目・二丁目一部・浜田山一・二・三・四丁目・下高井戸一丁目一部・三・四・五丁目・永福三丁目、
36,600人が対象です。
(2005/3/3補足:「広域避難場所」対象人口は、杉並区の平成17年1月1日付公開人口データから計算すると、約4万人(60才以上が約1万人)となっています)

【署名のお願い・新しい署名もあります】
*「三井グランド閉鎖後・跡地に関する陳情」
 杉並区にお住いでない方も署名していただけるように
 なりました。もし、もっと署名を集めていただけます
 場合は、陳情書を増し刷りし、ご自筆でのご署名を
 お願いします。(白地の用紙)
(3/3補足:区内ご就労・ご通学でない方でも署名が有効です)
   
*要請書「三井上高井戸運動場」の宅地化計画を中止し、
 オープンスペースのままの活用策を検討・協議される
 こと
 今回、新たに、三井不動産に対して行う要請のた
 めの署名です。(緑色の用紙)       
 ご賛同の方のご署名を合わせてお願いします。
 三井グランドへの想いは、そこでスポーツを楽し
 んだ幅広い年齢のOB・OGを日本中に広げてお
 ります、地域を特定せずに、ご賛同のすべての方
 々のご署名をお願いします。

杉並区議会議長向け陳情書
shomei2.pdf(PDF形式)
shomei2.doc(Word形式)

三井不動産代表向け陳情書
shomei1.pdf(PDF形式)
shomei1.doc(Word形式)


【三井グランドと森を守る会】を立ち上げました
「みどりと防災の拠点」として三井グランドと三井の森をそのまま残し、地域の住環境をよくすることをめざします。そのため、住民の側からの提案をするなど必要な活動をおこないます。

(1)杉並区議会あての「三井グランド閉鎖後・跡地に関する陳情」は、【三井グランドと森を守る会】の活動として、継続いたします。

(2)ご署名後は、同送の封筒に誠に恐縮ですが切手を貼っていただき、十二月末日までにお送りくださいますようお願い致します。新年に入りましても継続してお送り下さい。

(3)これからの三井グランドの状況と、会の活動につきまして、ご連絡を希望の方は、連絡方法(氏名・住所・電話 等)をお知らせください。

(4)もし、何かお手伝いいただける方は、ご連絡下さい。

【三井グランドと森を守る会】
〒168-0072 杉並区高井戸東一丁目一番三十五号
下村 好代  電話 090-3084-9324

  平成十六年十二月

*カンパのご協力をいただけましたら幸いです。

(補足:元文章が昨年ですので、年月日が経過している部分についてはご容赦下さい)
(3/4補足:この後の出来事・発覚した計画等については過去ログのこちらにある程度まとめてあります)
 

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三井不動産が新サイト開設

詳しい解説は、
ITmedia エンタープライズ:三井不動産、Movable Type利用のBlogマーケティング開始
をご覧下さい。

このような立派な趣旨のサイトを立ち上げられたのですから、三井不動産も、長い目で見た「本当の」地域住民への貢献をしていただければありがたいと思います。
みんなの住まい 人と暮らしのコミュニティ

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2005.03.02

杉並区のヘリコプター災害時臨時離着陸場(平成15年)

東京都地域防災計画 震災編 (平成15年修正) 別冊目次の中の資料
「第99  災害時臨時離着陸場候補地一覧(都総務局) (PDF)」に、杉並区の候補地がないのですが、
杉並区としては「平成15年修正:すぎなみく地域防災計画」(現在Webにデータ無し)として、
「6カ所」の候補地がありました。
今回は、そのご紹介その6カ所の簡単なご紹介を致します(追加:できれば航空写真が使えればベストなのですが …参考:いくとこガイド)。

その前にまず、
東京都地域防災計画 震災編 (平成15年修正) 別冊目次
この中の
「第65  ヘリコプター発着場基準及び表示要領(自衛隊) (PDF)」
の資料を拝見して頂いてから、次の資料をご拝見下さい。
(リンクは、その場所の「MapFanWeb」からの地図データです)

「平成15年修正:すぎなみく地域防災計画3-9-3」
  候補地名     着陸展開面(M)×(M)
・区立井草森公園      120x70
 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.36.50.8N35.43.25.4&ZM=11
・みずほ銀行済美山運動場  100x50
 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.39.4.3N35.40.55.9&ZM=11
・三井上高井戸運動場    250x100
 (左の「MapFanWeb」のマークをクリックで!お願いします)
・NHK富士見ヶ丘運動場  200x80
 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.36.27.5N35.40.43.6&ZM=11
・都立和田堀公園競技場   100x80
 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.38.42.9N35.40.51.8&ZM=11
・桃井原っぱ広場      150x80
 (整備前の桃井3丁目と思われる)
 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.36.34.1N35.42.35.2&ZM=11
 (補足3/6:三井不動産販売株式会社HPの中の全体計画で、この「桃井原っぱ広場」の区指定範囲のおおよそが視覚化できると思われます)

ここで挙げられた数値では、「自衛隊」が乗員+55名を積載できる最も大きなヘリコプター(CH-47J/JA-自衛隊のHPより-)が余裕で離着陸(100x100)できるヘリコプター災害時臨時離着陸場は、
「三井上高井戸運動場」の「250x100」のみということになります。
(追加:更に、道路を面して「高井戸中学校(避難所指定)」・「図書館施設」と2つの災害対策拠点に転用可能な施設が存在する事になります--中学校は神戸市でのデータ的経験上(根拠は非公開の日赤避難所調査表・会が一部コピー保有)、大避難所(定義は1000名以上・周辺に未収容被災者も含めると2000名を越えるとして)になる可能性を考慮し、図書館施設が有力になりますが--)

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