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国産天然ガス開発加速、新潟で相次ぎ増産へ

 帝国石油と石油資源開発が国産天然ガスの増産・開発に乗り出す。帝国石油は新潟県のガス田に約30億円かけて新たな井戸を掘削、生産量を1割増やす。石油資源開発も同県沖合で約100億円を投じて新ガス田の試掘作業を始めた。国産ガスは輸入液化天然ガス(LNG)より割高だったが、LNG価格の高騰で国産の方が1―2割ほど安くなった。天然ガスは二酸化炭素(CO2)の排出量も少なく、増産投資を急ぐ。

 国際石油開発帝石ホールディングス傘下の帝国石油は同社保有の国内最大のガス田、南長岡ガス田(新潟県長岡市)内で新たな生産井戸の掘削を始めた。深さ4900メートルの井戸を掘削して天然ガスを掘り出す。10月から生産を始める計画だ。(07:00)

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