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インドネシアLNG輸出、08年は6.2%増の見通し

 【ジャカルタ=代慶達也】インドネシア国営石油会社プルタミナは24日、2008年の液化天然ガス(LNG)の輸出量が前年比6.2%増の2210万トンになるとの見通しを発表した。03年をピークに減産に転じ、最大の対日輸出量も契約量に対して1―2割削減してきたが、インドネシア側は対日輸出について「輸出量は未定だが、削減分が改善される方向にある」としており、削減幅が緩和される可能性が出てきた。

 インドネシアは日本にとって最大のLNG供給国で、契約輸出量は年1500万トン。主力のカリマンタン島東部ボンタンのガス田の産出が減少し、契約量を確保できない状況が続いていたが、仏トタルがガス田での増産を進めており、5年ぶりに輸出量が増加する。

 ただ、インドネシア側は10、11年の契約更新分の対日輸出量を現行の1200万トンから300万トンに大幅削減する方針には「変更がない」(政府高官)としている。(24日 23:30)

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