サハリン2、年内に建設終了しLNG輸出へ=シェルCFO

2008年 04月 30日 12:36 JST
 
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 [ロンドン 29日 ロイター] 英・オランダ系国際石油資本(メジャー)のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は29日、ロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」は今年建設作業の終了直後に液化天然ガス(LNG)の輸出を開始するとの見通しを示した。

 「サハリン2」はロシアのガスプロム(GAZP.MM: 株価, 企業情報, レポート)が主導権を握り、シェルや三井物産(8031.T: 株価, ニュース, レポート)、三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)が参加している。

 シェルのボーサー最高財務責任者(CFO)は「サハリン・エナジーは2008年末までに主な建設作業を終了させるべく最善を尽くしている。LNGの輸出は建設終了の直後に開始されるだろう」と述べた。

 ガスプロムは先週、LNGの輸出開始について、当初予定の年末からずれこみ09年初めになるとの見方を示していた。

 
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