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東北電、11社とインドネシア産LNG年12万トン購入で契約
【仙台】東北電力は、インドネシア・タングー液化天然ガス(LNG)プロジェクトの売り主11社と、2010年から年間約12万トンのLNGを購入する契約を結んだ。期間は2024年まで。同プロジェクトは、インドネシア・パプア州西部の鉱区から産出する天然ガスを液化して輸出する。プロジェクト全体のLNG生産能力は年間約760万トンで、09年に出荷を開始する予定。
東北電は現在、インドネシア・アルンII延長プロジェクトから年間約83万トンのLNGを購入している。
同プロジェクトとの契約は09年で終了するため、インドネシアからのLNG調達量は2010年以降、大幅に減少する。
2010年以降のLNG調達について同社では、ロシアやオーストラリアでのプロジェクトと新契約を結んでいる。
(掲載日 2008年05月21日)