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野生動物の扱い学ぶ/厚木の県自然環境保全センター
野生動物を保護するためのボランティアを養成する「野生動物救護ボランティア講習会」が厚木市七沢の県自然環境保全センターで開かれた。
救護ボランティアの主な役割は、同センターが保護する年約六百匹の野生動物の世話。年に一度開かれる講習会に参加し、実技研修を経て登録した約二百十人が現在活動している。
ことしの講習会にはボランティア登録を希望する学生や会社員ら約六十人が参加。救護の理念や役割、動物の野生復帰や飼育する上での衛生管理の方法などを学んだ。
実技研修も行われ、センター内で保護されているタヌキなどの動物の持ち方やエサのあげ方を練習し、野鳥が自然復帰するための訓練を見学した。
参加した十七歳の女性は「動物たちを自然に返すために、自分ができることをしっかりとやっていきたい」と話していた。
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