2008年5月20日 18時55分更新
20日朝、岡山市の住宅街で外来種のカミツキガメが見つかり、ペットとして飼われていたものが逃げ出したか、捨てられたとみられています。
20日午前8時ごろ、岡山市灘崎町彦崎の市道で散歩をしていた男性が路上にカメがいるのを見つけて、市役所に通報しました。
市の職員が捕獲して地元の警察署に運び、その後、岡山市内の民間の研究施設に依頼して鑑定を行った結果、北アメリカが原産のカミツキガメとわかりました。
カメは10歳くらいのメスで体長はおよそ70センチあり、ペットとして飼われていたものが逃げ出したか捨てられたあと池などで成長したとみられています。
警察によりますと、カミツキガメは、原則として飼育が禁止されていて、かむ力が強いため近づくと危険だということです。
カミツキガメがみつかった住宅街に住む女性は、「見に行ったら
とても大きくてびっくりしました。子どもがいるのでこんなカメが近くに生息していたかとおもうととても怖いです。」と話していました。