(2008年5月20日 17時20分)
夏の到来を告げる伝統の和菓子、「博多水無月」の商売繁盛を祈願する神事が20日、福岡市の住吉神社でとり行われました。 「博多水無月」は小豆とワラビ粉で作るもち菓子を笹の葉で巻いたもので、夏の風物詩のひとつといわれています。 博多区の住吉神社では夏場の無病息災を祈願する「夏越の大祭」を前に、福岡市和菓子組合の代表たちが、それぞれに趣向を凝らした「博多水無月」を奉納し、商売繁盛を祈願しました。 その昔、金沢から京都の御所に運ばれた暑気払いの氷がルーツという「博多水無月」。 原価価格の高騰を受け、ここ1年で各社とも2割程度の値上げを余儀なくされたという事です。 |