動物との触れ合いを通じてお年寄りの心を癒やし、健康になってもらおうというイベントが福岡県築上町で行われ、お年寄りたちがポニーの乗馬に挑戦しました。

築上町の椎田中町老人クラブ・「おげんきかい」が招いたのは、6歳の「インディー」と9歳の「ジョー」。

お隣・豊前市の牧場から来たこの2頭のポニーに、お年寄りたちが手作りで完成させた、「あおり」と呼ばれる鞍の下に敷く馬具が贈られました。

カウボーイハットをかぶり、すっかりその気になってポニーにまたがったお年寄りたち。

しかし、いざ、ポニーが歩き始めると、慣れない感覚に緊張した表情を浮かべ、周囲の人たちの笑いを誘います。

このイベントは、老人クラブが地域との交流事業として企画したもので、動物との触れ合いを通じて心身への治癒効果が期待できる、「アニマルセラピー」を取り入れました。

今年100歳を迎える参加者で最高齢の有永フサエさんも、堂々とした乗馬ぶりです。

およそ20人ほどの参加者がポニーの背に乗って、1人3分程度の散歩を楽しみました。