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    不明の父子「死亡認定」に  イージス艦事故


     イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、第3管区海上保安本部(横浜)は20日、行方不明の清徳丸の父子を「死亡認定」し、業務上過失往来危険容疑に加えて業務上過失致死容疑を適用する方針を固めた。6月上旬にも、衝突時の当直士官だった前水雷長の3等海佐(34)と、直前の当直士官だった前航海長の3佐(35)を書類送検する見通し。

     不明となっているのは、清徳丸の吉清治夫さん(58)と長男哲大さん(23)。既に家族らから3管本部長に認定願が提出されており、2月19日の事故から3カ月が経過した後の今月20日以降に認定することを決めている。

     死亡認定は戸籍法に基づき、水難や火災などで死亡した場合、捜査した官庁などが現地の市町村長に報告する仕組み。


      【共同通信】

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