｢待合室でリラックスを｣ 産科婦人科に無料誌 札幌のライターら発刊（05/21 00:12）
産科婦人科の待合室専用のフリーペーパー「Ｆｉｋａ（フィーカ）？」が札幌市内で発行され、通院する女性に好評だ。婦人科系の病気や出産への不安を抱える女性に「リラックスして受診してほしい」と自然と心が和む話題を提供している。
Ｆｉｋａ？は、スウェーデン語で「ひと休みしない？」という意味。同市中央区のフリーライター春木博美さん（４２）が自身の通院経験から、「待合室での不安な気持ちを、少しの時間だけでも忘れてもらおう」と発案。友人四人に声をかけて、四月二十五日に創刊した。
Ｂ４判両面カラーの用紙を六つ折りしたポケットサイズ。創刊号では円山動物園を特集し、ライオンやチンパンジーの赤ちゃんの愛らしい写真を満載した。今後も、ほほ笑ましい話題や同世代の女性が興味を持つ身近なテーマを取り上げ、連載記事では、女性一人でも入りやすいカフェや英国在住のメンバーによる海外生活についてのコラムを掲載する。
毎月二十五日に三千部を発行し、札幌市内五十カ所の病院の産科婦人科で無料配布する。問い合わせは春木さん（電）０９０・１３８７・９１３９へ。