京都府舞鶴市の府立東舞鶴高校浮島分校1年、小杉美穂さん(15)殺害事件で、小杉さんが携帯電話で最後に通信したのは7日午前1時ごろ、東京に住む兄へのメール送信だったことが、府警舞鶴署捜査本部の調べで分かった。以後は通信がなく、これ以降に犯人に遭遇するなどしたとみられる。
調べでは、兄とはメールを複数回やりとりしているが、誰かと一緒にいたり待ち合わせたりしている様子などはうかがえないという。居場所なども書かれていなかった。
小杉さんはこのほかにも、同日午前0時ごろから約1時間の間に、複数の友人らに「迷子になった」「田んぼにいる」などのメールを送信。午前0時50分ごろには友人女性に電話するなど頻繁に携帯電話を使っているが、兄へのメールを最後に通信が途絶えている。
毎日新聞 2008年5月19日 21時16分(最終更新 5月20日 10時16分)