○○してくれなかった
そういう気持ちを抱くのは、相手にそうして欲しいと期待しているせいであって
何を期待しているのかというと、理想と同じであることを期待しているのですね。
相手の向こうには常に自分の理想のイメージがあって
その通りに動いてくれないと嫌だと思っていました。
なんでそういう考え方をしていたのだろうかと内覧してみると
自分の育ち方が影響しているんですね。
親に期待され、その通りに動かないと認めてもらえない。
その通りにすると親は喜ぶ。自分の価値が認められる。
だから、「他人も相手の期待通りに動くべき」「その通りに出来ないのは失格者」
という思い込みがありました。
「相手が出来ないことをそのまま受け入れる」→これはメンタル君で学習していたつもりでした。
コンビを組んだ班長がこの数年間、メンタル君の(潜在)能力を期待して、マンツーマンで手取り足取り指導してきていましたが
フツーの新人君が1年もあれば100%飲み込めるところ、メンタル君は1%くらいしか身についていなさそう。
ですから、ワタシも「なんで出来ないの!」と責めることはなく、メンタル君は能がない人なんだと受け入れて、期待しませんでした。
「残務整理はきっちりお願いしますよ」と毎週フォローしていますが、全然成果は期待していません。
そのうち手が空いたときに私がやる羽目になるんだろうなぁと思ってるくらいで。
やってくれると期待するから後からがっかりするのであって、期待せずに何かの間違いでメンタル君がやれたら、私は満面の笑みで「ありがとう」と感謝できますから。
まあ、特別感情を持たない相手には、簡単に期待しないことはできていました。
問題は、特別な相手には、特別に期待してしまっていたってこと。
相手はワタシを好きだと言ってくれた。
だからワタシは出来るだけ相手の期待に応えたい。
だから相手もワタシの期待に応えるのは当然のこと。
交際3ヶ月前後で毎回繰り返されるワタシの悩みは、突き止めたらこれみたいです。
相手の期待に無理に応える義務はないし、相手に期待する権利もないじゃないか。
出来ない人にやらせる努力よりも、出来る人にやってもらったほうが簡単ですし
出来ない人には期待しなければ、想定外にやってもらえたときには大喜びできる。
この反応は、法則通りですね。
というわけで、Hさんに対して
メールを送ってくるのも
デートのお誘いも
お祝いの言葉掛けも
期待するのはやめにしますし、
期待されている通りに行動するのもやめます。
結局、何が言いたいのかといいますと
放流決定!
