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医師不足の解消へ

公明新聞:2008年5月20日

伊藤院長から医師不足の現状について聞く伊藤氏ら=17日 愛知・蒲郡市

市民病院で伊藤氏 地域医療の現状視察
愛知県・蒲郡市

伊藤院長(右)から医師不足の現状について聞く伊藤氏(右から2人目)ら=17日 愛知・蒲郡市

 公明党の伊藤渉衆院議員(厚生労働大臣政務官)は17日、愛知県蒲郡市の市民病院を視察し、地域医療の現状について伊藤健一院長と意見を交わした。これには公明党の蒲郡市議も同行した。

 同病院は現在、呼吸器科や消化器内科など一部の診療科で医師不足に陥り、診療制限を実施。中でも、入院が必要な2次救急医療への対応に問題が生じ、消化器疾患の救急搬送を受け入れられない状況が続いている。

 伊藤院長は、診療科間や都市と地方間で勤務医の数に偏りが出ている問題を指摘。特に宿直勤務を伴う救急医療の医師確保が難しく「このままでは地域医療は崩壊する」と述べ、医療圏ごとの勤務医の定員制を訴えた。

 これに対し、伊藤氏は「現場の生の声に真剣に耳を傾け、医師不足や医師の偏在の解消に全力を挙げたい」と答えた。

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