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大義名分がなくなった築地市場の豊洲移転

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 石原慎太郎都知事(75)が推し進めている築地市場の移転計画が、いよいよシッチャカメッチャカになってきた。

 移転先の江東区豊洲の土壌汚染対策が長期化する見通しとなり、新市場開場が当初予定の2013年から3年近くずれ込みそうな気配なのだ。

 石原知事はこれまで、「築地の跡地に東京五輪のメディアセンターを建設する」とブチ上げ、移転の大義名分にしてきた。

 しかし、このままでは2016年の夏季五輪に間に合うか微妙。

 ついに万事休す、と思いきや、知事は「いろんなことを考え直す」としながらも、「計画は変更しない」とゴリ押しするつもりだから呆れる。

「移転事業にかかる費用は当初4400億円だったが、豊洲の汚染対策でさらに1300億円近く膨れ上がる計算です。今辞めれば、1400億円を突っ込んで引くに引けなくなった新銀行東京の二の舞い。都民から袋だたきにあいかねないから、突っ走るしかないのです」(都政事情通)

 移転強行の理由はそれだけじゃない。

「そもそも、東京五輪なんて最初から後付けの理由に過ぎません。本当の狙いは五輪招致にかこつけた都のインフラ再整備と、それにまつわる1兆円超の巨額利権です。福田政権が五輪招致の全面バックアップを表明したのも、出身派閥の清和会が都市整備利権に深くかかわっているからです」(永田町関係者)

 この連中は、どれだけ庶民の税金を浪費すれば気が済むのか。

【2008年5月17日掲載】



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