日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の遅塚研一専務理事は19日、日本バスケットボール協会の次期理事候補に対し、新会長候補として混乱収拾を託した麻生太郎衆院議員を全面的に支持する意思を確認すると話した。
内紛解決に向けて日本協会を指導するＪＯＣは、結局は中止したとはいえ、愛知和男衆院議員ら理事候補の一部が新理事会開催を呼び掛けたことを問題視。理事候補に麻生氏主導による執行部づくりへの理解を求め、態度を保留している麻生氏の円滑な会長就任を図るという。
遅塚専務理事は「混乱収束に向かうと思う。ＪＯＣもそのために力を尽くす」と述べた。