◎最後のメールは兄に＝女友人に電話後−舞鶴女子高生殺害・京都府警

　京都府舞鶴市の高校一年小杉美穂さん（１５）が殺害された事件で、美穂さんが携帯電話で最後にメールを送った相手は、東京に住む兄だったことが１９日、舞鶴署捜査本部の調べで分かった。時間は７日午前１時ごろとみられ、捜査本部はこのメールを送信した後、美穂さんが事件に巻き込まれたとみている。

　これまでの調べで、通話履歴から、７日午前零時５０分ごろ、女友達に電話したのが最後だったことが分かっている。兄へのメールはそれ以降に送信。外にいることをうかがわせる内容だが、具体的な居場所に触れた部分や不審な点はなく、最後のメールに対し、兄から携帯に返信はなかったという。