本州の太平洋側を低気圧が発達しながら進んでいる影響で、東日本を中心に20日朝から強い雨と強い風が吹いており、気象庁は東日本から北日本の太平洋側に大雨や暴風警報を出して警戒を呼びかけている。東日本の太平洋側では竜巻が発生したり強い突風が吹いたりするおそれもある。
気象庁によると、20日午前6時から24時間の予想雨量は、関東甲信地方の多いところで120ミリ、北海道では200ミに達する見込みで、土砂災害や浸水、河川の急な増水などへの注意が必要。最大風速は陸上で18〜23メートル、海上では20〜25メートルに達し、波の高さは6メートルで大しけとなることが予想されている。
20日午前8時現在で、静岡、千葉、福島の各県に大雨洪水警報。千葉、茨城、福島、宮城、岩手の太平洋側4県には暴風・波浪警報が発令されている。関東では昼前まで、北日本では昼前から夜にかけて非常に強い風が吹くため、高波などへの警戒が必要だという。
【関連記事】
・
発達した低気圧影響、列島20日にかけ大荒れに
・
台風3号が発生 沖縄の南海上
・
大阪市内で激しい雷雨 突風やひょうにも警戒
・
台風2号、関東接近 海上は大しけの恐れ
・
気象庁ホームページ