岡山放送局

2008年5月19日 19時23分更新

倉敷美観地区の「鳥観図」

倉敷市の美観地区を訪れる観光客などに役立ててもらおうと、市内に住む画家の男性がこの地区を空からの視点で立体的に描いた地図・鳥観図をつくりました。

倉敷市美観地区の鳥観図をつくったのは、市内に住む画家の岡本直樹さんです。

鳥観図は、空からの視点で見た地域を立体的に描いた地図で、岡本さんがつくった鳥観図には美観地区を中心に東西840メートル、南北560メートルの範囲の町並みが1000分の1の縮尺で描かれています。

白壁の蔵屋敷が並ぶ町なかを散歩する人や、路地で語り合う女性なども細かく書き込まれ、古い伝統が息づく美観地区の雰囲気を地図の上から感じることができるようになっています。

岡本さんは、この鳥観図を1部1500円で販売し、観光客などが美観地区を散策する際に役立ててもらうことにしていて売り上げの一部はまちづくりに取り組むNPO法人に寄付することにしています。