牡牛座は、1月下旬の夕方、南の中点に見える星座です。その星の配置は、うつむいている牡牛の姿になっています。その中でひときわ明るい星がアルデバランという一等星で、これが牡牛の右目にあたります。
ギリシャ神話によると、一見頑強そうな牡牛の姿は、実は川の神の娘イオがゼウスに近づいたとき、ゼウスの嫉妬深い妻ヘラの怒りから身を守るために、ゼウスによって変身させられたものなのです。牡牛座の種々の性格は、このことと関係しています。牡牛という名を持ちながら、女性星座に属しているのも、このために他なりません。
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第一デーク(4/21〜4/30生まれ)は、純粋な牡牛座。第二デーク(5/1〜5/10生まれ)は、牡牛座の人生に双子座の傾向が少し加わり、第三デーク(5/11〜5/21生まれ)は、かなり双子座の影響が強くなってきます。しかし、基本はあくまでも牡牛座です。
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太陽がこの星座に宿る4/21から5/21の間に生まれた人は、「若い娘の変身した牡牛」に象徴される「温良さ」と「従順さ」、平和な調和の精神の持ち主です。
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牡牛座にかかわりのある花の中では、ばらとすみれが最上の運を運んできます。
野バラやジギタリスといったピンク色の花がラッキー。
ひな菊は不幸を招きます。
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この星座のシンボル は円満さを表わす円と、それに寄り添うような動き、つまり従順さを象徴した、半円形とから成っています。
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牡牛座と組み合わされる色はきれいなピンク色。ダークブルーも幸運色。反対に黄色はあなたにとっては最も不幸な色。ぜひ避けて下さい。
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牡牛座の守護星は「金星」です。金星は、古代から「美の女神ビーナス(Venus)」といわれ、牡牛座の人の、清潔で美しい愛の精神を、さらに増幅・拡大します。そして、金星は、不潔を憎む良識と、人間の虚偽や偽りに抵抗してくずれないだけの、弾力性のある信念を与える、強い影響力を持っているのです。
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宝石では、サファイア、エメラルドが幸運の石。
ダイヤモンドは不幸を招きます。
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こうして、星座の性格である美と調和の精神と、守護星の金星の影響による「清潔な愛」は、合わせてこの星座の人を高潔な精神の持ち主にしました。あなたは、世の中の汚濁に身を置かず、つねに新鮮な生活の流れに心をまかせる姿勢と、純真なものにあこがれる態度、あくことを知らない人間への探求心、多くは語らないけれども美しく品のある会話の力、などを与えられました。日頃の態度も、当然、童心に近い愛嬌に満ちたものになるのです。
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あなたにとって幸運の数は、「6」で、生産と保存を表わす数です。
逆に、不運をもたらす数は「1」「4」と「7」です。
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しかし、純真な川の神の娘イオも、ひとたびゼウス夫妻の家庭内の問題にかかわると、牡牛の姿になって苦しまねばならなかったという神話のように、牡牛座の人の欠点は、特に、家の中でめだってくるのです。
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毎月の幸運日は、6日、15日、24日。
運の悪い日は、1日、10日、19日、28日。
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つまり、私生活においては、わがままで、頑固、まるで神話の不幸に対するウップンを一気に晴らそうとせんばかりに凶暴で、常に、家の者に過大な要求をせずにはおきません。安心と慰安を求めて、いつもいらだっているのです。
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曜日では、金曜日が最上。月曜日は不運日。
方角では、「東北東」と「北北西」が幸運です。
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