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ページ更新時間:2008年5月20日(火) 07時31分

熱中症訴訟で和解成立

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学校での部活動中、熱中症で死亡した中学生の両親らが、一宮市に損害賠償を求めていた裁判で、被告の市側が4600万円を支払う形で和解に合意しました。
この裁判は、2004年7月、一宮市立北部中学校の2年生だった佐藤崇明君が、ハンドボール部の練習中に熱中症で倒れて死亡したもので、一審の名古屋地裁一宮支部は、去年9月、指導に問題があったとする両親らの訴えを認め、4550万円の損害賠償を一宮市に命じました。
判決を不服とし一宮市が控訴したため、名古屋高裁で審理が続いていましたが、裁判所が双方に和解を打診し合意しました。
それによりますと、一宮市は両親に謝罪したうえ4600万円の和解金を支払い、さらに再発防止策を講じ、両親も元校長らに対する刑事告訴を取り下げるものです。
今月24日、名古屋高裁で正式に和解が成立します。(19日17:31)