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プレスリリース

平成20年5月19日

水産庁

韓国かに篭漁船の拿捕について

平成20年5月18日、水産庁漁業取締船が韓国かに篭漁船を漁業主権法違反(無許可操業罪)で拿捕しましたのでお知らせいたします。

なお、本年の水産庁による韓国漁船の拿捕件数は12件目となり、昨年1年間における韓国漁船の拿捕件数(11件)を上回りました。

事件の概要

  5月18日、水産庁漁業取締船「海鳳丸」(499トン)が、島根県隠岐の島町所在白島埼灯台北方約65kmの我が国排他的経済水域(EEZ)で操業中の韓国かに篭漁船「207ドクヤン」を発見し、同船を漁業主権法(無許可操業罪)で拿捕した。当該漁船については、これまでも我が国EEZ内に進入している状況がレーダーで確認されていたことから、漁業取締船が警戒していたところである。

  なお、水産庁としては、日本海の暫定水域に隣接した我が国EEZにおける韓国漁船の違法操業を撲滅するため、韓国漁船のズワイガニ狙いの操業が活発化する11月から5月までの間を重点取締期間として、同海域へ漁業取締船及び航空機を重点的に配備するなど取締体制を強化を図っていたところである。

 

 1.被疑者:ジォ  ミョンイル(44歳)

 2.被疑船:207ドクヤン

    (かに篭漁船、総トン数:89トン、被疑者を含む9名乗船、船籍港:浦項市)

 3.違反内容

    排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(漁業主権法)違反(無許可操業罪)の疑い

 4.違反現認

    5月18日午前0時06分ころ、島根県隠岐の島町所在白島埼灯台北約66kmの我が国排他的経済水域内

 5.現行犯逮捕

    5月18日午前4時42分、同船船長を漁業主権法違反(無許可操業罪)の疑いで現行犯逮捕

 6.漁業取締船:「海鳳丸」(かいほうまる)(499トン)

韓国漁船による違法操業について(参考)

    日本海の暫定水域に隣接する我が国排他的経済水域においては、韓国漁船による密漁が横行しており、これまでに多くの韓国密漁漁具が回収又は押収されている。

    (詳しくはこちらのプレスリリースをご覧下さい。)

    http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/080129.html

水産庁による外国漁船の拿捕件数の推移(参考)

 

韓国

中国

ロシア

台湾

その他

合計

平成20年

12

0

0

0

0

12

平成19年

11

1

0

1

0

13

平成18年

8

1

0

1

0

11

平成17年

9

2

0

5

0

14

平成16年

14

5

2

7

1

29

平成15年

23

12

0

0

0

35

平成14年

25

12

1

0

0

38

平成13年

17

3

0

1

0

21

平成12年

16

5

0

0

0

21

 2008年は1月1日から5月18日までの件数

※拿捕とは、船舶を押収し、又は船長その他の乗組員を逮捕すること。


<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

資源管理部管理課
担当者:指導監督室 大森、冨田
代表:03-3502-8111(内線6670)
ダイヤルイン:03-3502-3805
FAX:03-3502-0167

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