ミャンマー「感染症の拡大が最も懸念」/一時帰国のNGO代表

カナロコ:神奈川新聞社がお送りしますローカルニュースの記事「ミャンマー「感染症の拡大が最も懸念」/一時帰国のNGO代表」です。




このページのサイト内での階層的位置




最新記事一覧

ローカルニュース

  • ローカルニュース一覧
  • ローカルニュースのRSS

ミャンマー「感染症の拡大が最も懸念」/一時帰国のNGO代表

 ミャンマーの大型サイクロンの被災地で支援活動を行っている小児科医の吉岡秀人さん(42)が一時帰国し十九日、神奈川新聞の取材に応じた。「被災地では広範囲で下痢などの感染症の拡大が懸念されている」と語り、感染症の予防が最大の課題だと訴えた。

 吉岡さんによると、ヤンゴン周辺の貧しい地域では子供に下痢や発熱の症状が出始めている。井戸を失った地域も多く「汚染されていない水源の確保が急務」と感じたという。

 一方、被災地のうち交通環境が整っている地域は少しずつ落ち着きを取り戻している。幹線道路沿いでは当初、奪い合いを避けるためトラックは走行しながら食料を投げ落としていたが「いまでは停車して被災者に分配し始めている。食料が徐々に行き渡りつつあるようだ」。避難先から村に戻って自宅を修理する人も現れているという。

 吉岡さんは非政府組織(NGO)「国際医療奉仕団ジャパンハート」(本部・大阪)と「海を越える看護団」(本部・東京)の代表で、十二日にヤンゴン入りした。二十三日に再び現地に向かう吉岡さんは「支援物資はなかなか被災の中心地へは届きにくいのが実情だ。こうした場所に日本の人たちの善意を届けたい」と話した。義援金の問い合わせは、看護団事務局電話03(3734)6206。

ブックマークに追加する 記事をソーシャルブックマークに登録 (ソーシャルブックマークとは)

このエントリーへ応援コメントをする

コメントをするにはカナロコ会員登録、及びログインが必要になります。

  • ログイン
  • 新規登録

このエントリーへのトラックバック

このエントリーへのトラックバックURL:http://www.kanaloco.jp/trackback/32824/


神奈川県のお天気

県東

5月20日(火)県東のお天気 : 雨 のち 曇り

  • 降水確率

    100%
  • 最高気温

    22℃
  • 最低気温

    18℃

県西

5月19日(月)県西のお天気 : 雨 のち 曇り

  • 降水確率

    100%
  • 最高気温

    23℃
  • 最低気温

    18℃
県内各地の天気と週間予報

神奈川新聞コンテンツ


その他のコンテンツ

転職ならen

アクセスランキング

  1. 15月2日付け照明灯  [照明灯]
  2. 2日銀展望リポート  [社説]
  3. 3教授ら16人で約500万円受領/学位取得で横浜市大  [ローカルニュース]
  4. 45月反抗へ 新守護神に寺原  [デイリーベイスターズ]
  5. 5また一歩及ばず20敗目/横浜3-4広島  [スポーツニュース]

more

広告4


本サイトのご利用について

当ホームページの記事、画像などの無断転載を禁じます。 すべての著作権は神奈川新聞社および情報提供者に帰属します。

神奈川新聞社 Copyright © Kanagawa Shimbun. All rights reserved.