 |
|
 |
|
|
福岡市のデパートにも驚きのフルーツがお目見えしました。
その果物とは何と、種がないビワです。
世界で初めて開発された品種だということですが、そのお値段もビックリです。
福岡市天神の岩田屋の果物売り場で、特別待遇を受けているビワ。
「希房」という品種で、実の大きさは縦がおよそ8センチ、幅はおよそ5センチ。
一般的なLサイズのビワよりも一まわり大きく、やや細長い形をしています。
このビワのすごいところは、何と、あの大きな種が入っていないことです。
残念ながら、実際に切ってお見せすることはできませんが、開発した千葉県によると、中には鉛筆ほどの大きさの空洞があるものの、普通のビワと比べて果肉の厚さは2倍で、全体に占める果肉の割合も90パーセントに達していて、甘みも強いということです。
実に12年かかって開発された世界初の新品種で、今年から市場にお目見えし、岩田屋は、九州では初登場ではないかと話しています。
その価格は、6個入りのセットで一箱なんと税込み31500円。
1個あたり5000円と、通常のビワの20倍に相当する高値がついています。
入荷したのは一箱だけという3万円の「種なしびわ」。
果たしてどんな人の口に入るのでしょうか。
|
|
 |
|