万一の災害に備え、防災意識の啓発を図る「市民総合防災訓練」がきょう、福岡市の中央区で開かれました。

警固小学校で開かれた中央区の市民総合防災訓練には、地元の消防団をはじめ、消防、警察、自衛隊などからおよそ350人が参加しました。

訓練では、防災への興味を持ってもらうため、煙をたいた筒状のテントをくぐり抜けて指定の場所に避難したり、はしご車や地震の揺れが体験できる車両も用意されました。

今年の福岡市の市民総合防災訓練は、地元の要望で、先行してきょう開催された中央区を除く6つの区では、今月29日に一斉に開催されます。