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私有地を不法に使用10か所 |
05/15 19:11 |
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福岡市が所有している土地を、第三者が不法に使用しているケースが、少なくとも10か所あることが分かりました。
監査委員は市役所に対し、改善を求めています。
福岡市が行った定期監査によりますと、市と契約しないまま第三者が使用し続けている市有地は、市内に10か所あります。
博多区住吉にあるおよそ30平方メートルの市有地は、民間業者がコインパーキングとして整備し、営業していますが、賃貸や売買の契約はされていません。
東区多の津の116平方メートルの市有地も、簡易ガレージが設置され駐車場として日常的に使われていますが、市は、誰がいつから使っているかも把握できていません。
また、早良区石釜の50平方メートルの市有地は、売買契約をしないまま、付近の男性がすでに30年間使用し続けていて、バリケードや看板なども設置されています。
中には、40年以上何の協議も行われないまま野放しになっているケースもあり、監査委員は、原状を回復をするなど、土地の適正な管理をするよう指摘しています。
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