「万引き映像はプライバシー侵害」 三浦元社長が提訴2008年05月19日21時20分 米国ロサンゼルス市で起きた銃撃事件をめぐり、米自治領サイパンで身柄を拘束されている雑貨輸入販売会社の三浦和義元社長(60)=日本で無罪確定=は19日、防犯システム販売会社「ジェイエヌシー」(JNC、東京都新宿区)などに1650万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。自分が映っているコンビニエンスストアの監視カメラの映像を販売促進用に使われ、プライバシー権などが侵害されたと主張している。 この映像などに基づき、三浦元社長は昨年4月に神奈川県内のコンビニで万引きしたとして窃盗罪で逮捕、起訴され、無罪を主張している。 訴状によると、JNCは元社長が映っている監視カメラの映像で販売促進用DVDをつくったり、この映像を使ったニュース映像をホームページ上で公開したりしたと指摘している。 記者会見した代理人弁護士は「防犯カメラの映像を野放しにすることは許されない」と主張。目的外で映像を流出させたとして、コンビニ側も訴えた。また、三浦元社長はこの映像について「金もうけの道具にされているのは許し難い」と話しているという。 JNCは「会社の信念を曲げるわけにはいかないので徹底的に争う」としている。 PR情報この記事の関連情報社会
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