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2008-05-09 14:26:03 stanford2008の投稿

桜井淳所長が語った白血病の発生要因

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以下は桜井淳所長の事務所での雑談の要約です。白血病は血液の癌と呼ばれています。一般論からすれば、なぜ、発生するかは、良く分かっていません。一般人が白血病になっても、他の部位が癌になるのと同様、"遺伝"や"偶然性"くらいしか、説明要因は、ないそうです。原子力発電所の定期点検等に従事する放射線業務従事者の場合には、原因として、放射線被ばくが要因のひとつとして挙げられますが、大きな被ばく事故ならともかく、広島・長崎の疫学調査から決められた異常が発生しない被ばく線量範囲の場合には、その因果関係を学問的に証明することは、極めて難しいとされているそうです。今の社会制度では、白血病になった人の職歴からして、原子力発電所等の原子力施設での従事経験が確認されれば、被ばく線量に関係なく、疑わしきは保証するという考え方から、患者を積極的に救済しているそうです。広島・長崎の疫学調査すらすると、0.4シーベルト(40レム)以上の被ばくがないと、何の自覚症状も表面的な身体への変化は確認できないとされています。原子力施設の放射線業務従事者の年間被ばく線量の許容量の0.05シーベルト(5レム)は、疫学調査の結果に、さらに保守的な評価を行い(安全に管理するために、より少ない線量に制限)、約10分の1した値が適用されています。しかし、0.4シーベルト(40レム)以下なら白血病等の癌にならないかと言えば、そうではなく、放射線による癌化は確率事象であるため、偶然、癌化される確率もあり、放射線の影響を完全に排除することは、できないそうです。原子力発電所の運転管理は、低線量の偶発的な事象で発生する因果関係の証明の困難な問題を抱えており、そのような発生例をどのように受け止めて行くかが今後の課題だそうです。過去に放射線業務従事者登録センターが実施した疫学調査では、一般の集団と従事者集団の白血病発生の有意な差は、見出されていないそうです。 このような問題の判断は、これまでの疫学調査から、ひとつの目安と考えられているとしても、それだけですべてを汲み尽くすことのできない問題とされています。それにしても、レムからシーベルト単位に替えたことにより、数字が非常に小さくなったため、一般には(専門家も)、何の影響も与えないほど微々たる被ばく線量という錯覚に陥りがちですが、注意して対応しなければならないそうです。
2008-05-09 14:13:17 stanford2008の投稿

桜井淳所長の9冊の著書が東大図書館に所蔵

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以下は桜井淳所長の事務所での雑談の要約です。桜井所長は、いまでも、東大の図書館と文献検索システムを利用しているそうです。桜井所長は、自身の氏名で検索したところ、東大の図書館には、自身の著書が9冊所蔵されていることがわかったそうです(著作集は1冊と数える)。桜井所長は、これまで、一般相手の啓蒙書ばかりだったためか、これからは、徹底的にレベルの高い学術研究書をまとめたいと話していました。
2008-05-09 13:35:55 stanford2008の投稿

日航乗務員の月間日米往復回数を決める要因

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以下は桜井淳所長の事務所での雑談の要約です。これは日航でなくても一般的に成立します。月間の日米往復回数を決める要因は乗務員の放射線被ばく線量です。航空機乗務員の被ばく線量は、高所であるため、地上よりも、放射線線量が高く、被ばく線量が、大きな問題になります。乗客は、いくら多忙なビジネスマンでも、多くても、月に、数回の往復ですみますが、乗務員は、その程度ではすみません。日米往復に従事している乗務員の年間平均被ばく線量は、原子力発電所の定期点検に従事している放射線業務従事者の年間平均被ばく線量の約2倍です。定期点検では、年間平均約2ミリシーベルトです。これは、一般の目には、意外な真実と映るようですが、原子力関係者の間では、常識的な真実のようです。
2008-05-09 13:05:42 stanford2008の投稿

原因不明だがブログランキングが3日間だけわずかに下降

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以下の内容は"水戸"からの情報です。これまでこのブログの順位は、単調に上昇傾向にあり、一度も、横ばいや下降したことがありませんでした。しかし、5月4日(日)の230万ブログ中6405位から5月7日(水)の8088位まで、1683位も下降してしまいました。記事は、最近、毎日更新しており、アクセス数は、これまで500-700件に達しており、下降の原因が分かりません。このブログは、日本語であるため、当然、日本が対象ですが、連休が影響しているとすれば、全体のアクセスが減るため、順位は、平行移動するはずです。しかし、そうなっていません。昨日、また、844位上昇し、7244位ですから、好転して、あと、1-2週間で1位になれるでしょう。 "カリフォルニア"は、米一流組織を相手にビジネスをしていますので、ブログを開設して、1ヵ月程度で1位になれなければ、スタッフの情報の出し方と内容と表現法が一流でないと評価されてしまい、不本意です。このブログは、桜井淳事務所のHP代わりであって、趣味や遊びの世界ではなく、ビジネス展開の表現法のノウハウを研究するためのものですから、1日当たり1000件以下のアクセス件数は、失敗例と分類しています。
2008-05-09 12:43:45 stanford2008の投稿

「第13回モンテカルロ法による遮蔽安全解析セミナー」開催案内

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以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳水戸事務所では、6月3日(火)10:00-16:30に、「第13回モンテカルロ法による遮蔽安全解析セミナー」を開催します。講師は桜井所長です。桜井所長は、現在、日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会の主査を務めており(兼職)、計算科学の発展、特に、モンテカルロ法計算を大型原子力研究施設や核燃料サイクル施設の許認可安全審査用計算の標準手法にするため、最適計算法の検討や基準作り、学生・研究者用の教科書の作成等に携わっています。開催案内の詳細は日本原子力学会HPを参照してください。なお、開催案内は、日本原子力学会名で、同会員約4700名にメーリングリストで送信されています。

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