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2008-05-10 14:10:10 stanford2008の投稿

桜井淳所長が持っている「市民科学」への違和感

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桜井淳所長はいまのような運動論を中心とした「市民科学」には違和感を持っているそうです。桜井所長が考えていることとはまったく異なるようです。桜井所長は、いま、欧米の研究者と討論中であり、準備中ですが、近いうちに結論を出すそうです。いま世界的な論文誌を構想中です。編集委員・査読委員には、社会科学で学位を有し、なおかつ、著書が10冊以上ある40歳台から50歳台の著名な研究者にお願いする方針とのことです。今、世の中で言われている「市民科学」には、違和感どころか、嫌悪感すら持っているそうです。
2008-05-10 12:22:46 stanford2008の投稿

桜井淳所長が語った今秋商業運転開始の六ヶ所村再処理工場の安全性

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以下の内容は桜井淳所長の事務所での雑談の要約です。桜井所長は水戸郊外にちょうど30年間住んでいるそうです。そこから北東方向に25キロメートル離れたところに東海村、南東に25キロメートル離れたところに大洗町があります。東海村には、日本原電(電気出力110万キロワット沸騰水型原子炉)、原子力機構(JRR-3M, JRR-4, FCA, STACY, TRACY, プルトニウム加工工場、東海再処理工場)、原子燃料工業、三菱原子燃料等の原子力施設があり、大洗町には、原子力機構(材料試験炉、高温試験研究炉、「常陽」)、東北大学研究施設、民間試験施設等の原子力施設があります。


東海再処理工場は、年間処理能力210トンですが、定格運転をすれば、東海原子力発電所が1年間に放出している放射能をわずか1日で放出します。放出される核種は、排気塔から大気にクリプトン85等、排水口から海洋にトリチウム等でした。桜井所長は、動燃が東海再処理工場をどうして人口密集地(設置検討時にも施設の設計寿命の30年後までにどのような人口増加傾向を示すか予測可能だった)に設置したのか、疑問だと言っていました。桜井所長が把握する限り、東海村では、原子力施設周辺で白血病等の不可解な現象等は、発生していないそうです。桜井所長は、単なる傍観者ではなく、積極的に、東海再処理工場の現場に入り、調査してきたそうです。2年前にも入ったそうです。材料の劣化等の経年変化は予想よりも少ないという説明を受けているそうです。今後、使命を終えた東海再処理工場は、経年変化の研究・解体撤去のための技術開発に利用されるようです。


日本原燃の六ヶ所村再処理工場の年間処理能力は、東海再処理工場の約4倍の800トンです。世界最大規模ではありませんが、フランスで実績のある規模です。六ヶ所村再処理工場は、フランスの技術と東海再処理工場(フランスのメーカーの設計)の運転にともなう改善やノウハウを反映させた設計になっています。桜井所長は、六ヶ所村再処理工場の現場に、2006年4月21日(金)に入ったそうです。当時、実際の使用済み燃料集合体を利用した総合システム試験が実施されていたそうです。日本原燃の副社長・理事・部長と質疑応答後、中央制御室や使用済み燃料貯蔵プール等の施設の見学を行ったそうです。六ヶ所村再処理工場は、原発4基が1年間に放出する放射能をわずか1日で放出しますが、東海再処理工場の経験からすれば、そして、周辺の環境や人口密度から推定すれば、懸念すべき問題はないわけではありませんが、致命的問題が発生するような条件ではないそうです。東海再処理工場の設備利用率の低さを考慮し、六ヶ所村再処理工場がまともに稼動すれば、1日当たりの放射能放出量は、4倍ではなく、約10倍になるそうです。桜井所長は、その場合、東海村の経験がそのまま適用できるかどうか疑問だと言っていました。


桜井所長に拠れば、六ヶ所村再処理工場のシステムは、非常に複雑であり、大小さまざまな口径の配管の総延長は、約1500キロメートルと推定されています。今後の運転にともない、事故・故障が発生するでしょうが、適切な技術把握と対策が立てられれば、許容されると言っていました。


2008-05-10 11:23:09 stanford2008の投稿

桜井淳所長が語った今秋運転再開の「もんじゅ」の安全性

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以下の内容は桜井淳所長の事務所での雑談の要約です。原子力機構(「もんじゅ」は旧動燃が管理していたが、原研とサイクル機構(旧動燃)の独立行政法人の統合組織)の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(電気出力28万キロワット)は、1995年12月8日19時47分に発生した試運転時の液体ナトリウム冷却材の漏洩とそれにともなう火災事故により、約12年も停止したままでしたが、運転再開のための工学的・社会的条件が整ったため、今秋、試運転を再開することになっているそうです。動燃がまともな組織で、事故時、的確な技術判断と社会対応をしていたならば、工学的には、1年間の対策で、運転再開は、可能だったそうですが、地元自治体への対応が不適切であったために、こじれにこじれ、約12年も停止したままでした。その間、発電できないどころか、発電所を維持するために、外部から電力を購入し、年間約100億円ものカネを投入していたそうです。


桜井所長は、事故前、NHK福井支局の数名の関係者に同行し、「もんじゅ」の現場に入った経験があるそうです。その時の感想を話していました。「もんじゅ」が建設された当時、100万キロワット級軽水炉の建設費は、約3500億円でしたが、「もんじゅ」の建設費は、その倍の約7000億円にも達します。桜井所長は、建設費・施設の大きさ・器機配置の仕方から判断すれば、開発途上の原子炉であるため、極端に贅沢な設計になっているが、経済性を厳しく問われる商業施設では、とても、できない設計になっていると言っていました。特に、原子炉格納容器の設計には、大きな安全余裕度が確保されているそうです。


事故直前の状態は、設計の妥当性を確認するため、ゼロ出力臨界実験・熱流動実験後、出力上昇させて、実験データを取りながら、徐々に、定格出力にすることになっていました。軽水炉では、そのようなことは半年で片付け、すぐに、商業運転に入りますが、「もんじゅ」は、研究開発用原子炉であるため、核・熱流動・材料・構造の設計の妥当性を確認するため、2年間くらい、詳細実験を行うことになるそうです。設計の妥当性を確認後、運転管理経験蓄積・人材養成・材料経年変化・研究・国際共同研究等に利用されるそうです。


施設を運転する限り、人間がどのように注意しても、事故・故障は、避けられません。そのことは、軽水炉の運転経験ばかりか、一般産業施設の運転経験からも得られている経験則だそうです。桜井所長は、異状を早期に検出できる設計になっており、たとえ、放射能放出事故が発生しても、原子炉格納容器内に閉じ込められれば、良いと考えており、原子炉格納容器の大きさと構造から判断すれば、公衆に影響するようなことは、防止できると考えているようです。

2008-05-10 10:30:03 stanford2008の投稿

桜井淳所長が現在検討中の新学術セミナー

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以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、現在、新たな学術セミナーを検討中です。桜井所長は水戸市に住むようになってちょうど30年になります。桜井所長の自宅近くに市街地隣接公園としてはニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークにつぐ世界第2位の大きさの偕楽園公園(偕楽園・千波湖・千波公園・桜山公園)があります。さらに、水戸駅近くの旧茨城県庁敷地に隣接して、徳川斉昭が創設した武芸と学問の修行の場である弘道館もあります。偕楽園は弘道館の修行生のための憩いの場として徳川斉昭が創園したものです。


桜井所長は、これまでも、水戸市で学術セミナーを開催する時や来客がある時には、偕楽園公園を案内し、一緒に散歩していたそうです。桜井所長は、千波湖と弘道館の文献を入手し、改めて、歴史的事実の確認と他にない特徴・学術的価値等の勉強をしたそうです。桜井所長は、これまでの経験と学習結果を基に、3時間かけて、順序良く、弘道館・千波湖・偕楽園・千波公園・桜山公園の順で巡り、歴史的・学術的事項を解説したいと言っていました。偕楽園公園は、特に、観梅シーズン(2月下旬から3月中旬)、桜シーズン(3月中旬から4月中旬)、新緑シーズン(4月中旬から5月中旬)、紅葉シーズン(10月中旬)がきれいですので、そのシーズンに絞り、年4回の学術セミナー「仮題 弘道館・偕楽園公園自然探訪セミナー」を開催することを検討中です。

2008-05-10 10:22:09 stanford2008の投稿

「第5回原子力技術社会構成論セミナー」開催案内

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以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳水戸事務所では、6月4日(水)10:00-16:30に、「第5回原子力技術社会構成論セミナー」を開催します。講師は桜井所長です。内容は、桜井所長が2004年4月以降、東大大学院総合文化研究科で実施した研究を基に、関係文献を加味して体系化したものです。開催案内の詳細は日本原子力学会HPを参照してください。なお、開催案内は、日本原子力学会名で、同会員約4700名にメーリングリストで送信されています。

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