無料ブログを簡単作成!『Ameba by CyberAgent アメブロ』
2008-05-12 10:59:02 stanford2008の投稿

桜井淳所長がロシアのクルスク原子力発電所で過ごした1週間

テーマ:ブログ

桜井淳所長は、モスクワの南西約600キロメートルに位置するクルスク原子力発電所を訪問し、ガルベルグ副所長やリャービン技師長と討論したことがあります。クルスク原子力発電所は、当時、チェルノブイリと同じ型の原子炉4基を備えたロシアでも最大級の発電所です。リャービン技師長から全体の説明を受けた後、毎日、現場を見学し、近くの宿泊ホテルのレストランでの昼食と夕食の時、質疑応答を繰り返していたそうです。クルスク原子力発電所側の対応は非常に良かったそうです。リャービン技師長は、一切の機密なして現場を見てもらうし、質問にも答えると豪語していたそうです。桜井所長は、100項目くらいの質問をして、もう質問項目がないくらいまで質疑応答を繰り返したそうです。桜井所長は感謝していました。


ロシアは、日本と異なり、1日のうちで昼食に最もご馳走を出す習慣になっているそうです。韓国もそのようです。当時、ロシアでは、ビールは、貴重品で、特に、地方では、なかなか手に入らなかったそうです。その代わり、ウォッカは、多くの種類があり、水代わりに飲めるそうです。桜井所長が意外に感じたことは、欧米先進国では高級品のコニャック(高級ウィスキー)が豊富に手に入ることだったそうです。桜井所長は、寝酒として、リャービン技師長からコニャックをいただいたそうです。食事の時は、いつも、クルスク原子力発電所側が幹部4名、日本側は訪問者3名だったそうです。桜井所長は、片道600キロメートルの車での移動に疲れ、行きはよかったのですが、帰りには、気分が悪くなり、かろうじてモスクワのホテルマルコポーロまでたどり着いたと言っていました。桜井所長はあらゆる意味で大変な経験をしたと語っていました。

2008-05-12 01:05:58 stanford2008の投稿

桜井淳所長がロシアで経験した不可解な世界

テーマ:ブログ

桜井淳所長は、原子力施設を中心として、1990年代半ばのロシアの産業技術の調査を実施したことがあります。経験を基に米国の技術や品質管理と比較して著しく劣る点を列挙しています。以下のようなことをしては安全や経済は維持できないそうです。そのため、ロシアは、1990年代半ばから、米国等の技術基準の導入を図り、米国の軽水炉の設計条件に近い設計や安全規制を実施する傾向にあるそうです。


(1)設計図は、正常であっても、製作・施工段階での品質管理がまったくなされていないため、建物・航空機・原子力発電所でも、図面どおりの精度のものができていないそうです。たとえば、紙幣の余白部分が均等になっていない、エレベータと床面に段差が生じている、原子力発電所内で使用する布製手袋の指の長さが正常になっていないために作業が困難となる、炉心の圧力管のメタルパッキンの工作精度が悪いために放射能を含む蒸気漏れが生じている等、枚挙に暇がないそうです。


(2) ロシアで最も整備されたモスクワ市街の建物や道路でさえ老朽化対策がまったくなされていないそうです。


(3)作業効率が極端に悪いそうです。輸送過程で積載物の半分が喪失しているそうです。たとえば、トラックでの石炭輸送において荷台の後部の囲いがないために石炭が落下しているとか、貨車で貨物を運搬する途中、管理していないために半分が抜き取られる等です。


(4)設計条件が適切に設定されていないそうです。たとえば、原子力発電所のタービン室には高速回転しているタービンの最大部品の飛び散るミサイル事故の対策がまったく施されてないそうです。タービンの基礎工事が不適切であるため、隣接する建屋内にある中央制御室全体が振動しているそうです。それは、特定の発電所だけでなく、ロシアのすべての発電所に共通しているそうです。建物の熱設計や放射線遮蔽設計が適切になされていない。そのため、作業環境が悪いそうです。


(5)発生確率の低い事象は絶対に発生しないとして工学的安全対策が施されていないそうです。たとえば、原子炉格納容器の設置、大口径配管破断対応の緊急炉心冷却装置の設置、タービンミサイル事故対策等。桜井所長は、米ロの発電炉が明暗を分けた要因は、安全性に対する考え方であったと分析しています。潜在的に大災害をもたらす商業技術に対しては、考えられる最悪の事象を想定し、影響を緩和できる工学的安全対策を施すことが基本です。米国の軽水炉は、そのような考え方で設計されています。軽水炉を中心とした核燃料サイクル施設の設計には安全確保のために極端に厳しい条件が課せられています。

2008-05-11 12:33:28 stanford2008の投稿

桜井淳所長が実施している十数種類の学術セミナーは通称"桜井学校"

テーマ:ブログ

以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、毎年、十数種類の学術セミナーを計約30回実施しています。セミナー内容は大学院レベルです。桜井所長は、教育一般、特に、専門家の養成に熱心に対応しています。セミナーの準備・開催には、"水戸"がかかわっておりますが、スタッフ間では、"桜井学校"と呼んでいます。より大きくし、多くの参加者を得て、社会にもっと貢献できるようにすることが桜井所長の目標です。

2008-05-11 03:23:56 stanford2008の投稿

桜井淳所長が歩いたクレムリンの"赤の広場"の大きさ

テーマ:ブログ
桜井淳所長は、NHK総合テレビ「NHKスペシャル」やテレビ朝日「サンデープロジェクト」の撮影のために、何度かモスクワを訪れ、クレムリンわきの"赤の広場"の石畳を歩いた経験があるそうです。最近、10年ぶりに軍事パレードが開催されたとのニュースに接し、桜井所長は、興味深いことを語っていました。桜井所長は、"赤の広場"の石畳を歩き、あまりの狭さに驚いたそうです。横が100メートルで縦が200メートルくらいしかないそうです。ニュース映像で観ると、非常に大きく感じ、軍事パレードがずっと続くような印象を受けますが、実際には、どこから来て、どこへ消えるのか、不思議なくらいだそうです。そのような流れが作れるほどの大きさがないそうです。桜井所長は、軍隊が"赤の広場"に整列し、映像を撮る時だけ、少し行進しているだけではないかと推定しています。大統領やクレムリンの幹部の立つお立ち台もニュース映像では、非常に大きく、高い位置のように見えますが、実際は、手の届くような低い位置だそうです。桜井所長は、"赤の広場"の石畳を歩き、こんなものかと深く失望したそうです。
2008-05-11 01:42:55 stanford2008の投稿

桜井淳所長が実施している学術セミナーの参加者のレベル

テーマ:ブログ

以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、現在、十数種類の学術セミナーを実施しています。桜井所長は、朝から晩まで、ひとりで、しゃべりっぱなしです。桜井所長が一番力を入れているモンテカルロ関係のセミナーの参加者は、初期の頃、大学(学部生・院生・教員)、原研(研究員)、原子力機構(研究員)、シンクタンク(エンジニア)、原子炉メーカー(エンジニア)、一般企業(エンジニア)の方々でしたが、最近、東大等、院生が8割を占めているそうです。皆さんプロとして一生懸命になっており、桜井所長は、大変よい感触を得て、意図したとおりの良いセミナーになっていると言っていました。モンテカルロ関係のセミナーは、計80回に達していますが、原発耐震安全セミナーと原子力技術社会構成論セミナーは、まだ、5回目であり、これから本格化しなければならないそうです。これらふたつの参加者は、モンテカルロ関係のセミナーの傾向と異なり、建設会社や電力会社等、耐震関係の実務に携わっているエンジニアだそうです。 すべてのセミナーについて言えることは参加者のレベルが高いことです。桜井所長は、少人数で、大学のゼミ形式で行っています。

powered by Ameba by CyberAgent