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【社会】

解説書明記は「検討中」 竹島問題で文科事務次官

2008年5月19日 18時40分

 日韓両国が領有権を主張する日本海の「竹島」(韓国名・独島)を、文部科学省が中学校社会科の学習指導要領解説書に「我が国固有の領土」と明記する方針を固めたことについて、同省の銭谷真美事務次官は19日の会見で「(解説書に)書くか書かないかも含め検討中で、明確に言える状態ではない」と明言を避けた。

 竹島に関し、銭谷次官は「中学校のすべての地図帳で(領土の中に)明記され、これに基づいて指導されている。日本の領土を正しく理解することは大変重要」と説明。

 解説書は7月中旬までに作成するとの考えを示し、「法的拘束力はないが、実際の指導や教科書の編集に重要な参考資料になる」と指摘した。

(共同)
 

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