「中国恐怖症のチベット問題」西部 邁
只、一つだけ言い分があるとしたらですよ、今のチベット問題でこういう流れがどうもありそうなんですよ。
これ我田引水的にきこえるかもしれませんが、ある種反中国気分なり、僕に言わせれば中国恐怖症みたいなものがあってね。
それでアメリカのやっている殺戮とか、ロシアのやっている殺戮。或いはイスラエルのやっている殺戮。
それについては全く不感症であるが、中国のやっている殺戮については、異様な反応をおこすという形でね。やっぱりチベット問題が問題とされる。
いいんですよ。もしもするんならばね、そこまでするんならば、堂々と義勇兵となってですよ、密航してね、山を歩いてね、それでチベット人と一緒にね、公安警察をうつと言うならば、なかなか見上げた反中国感情だと思うけど、そこまでも行きもしない。
それこそ言葉の上だけで、ペンの上だけでね。
自分達の中国恐怖症を一時凌ぎに凌ぐためにこのチベット問題を一時だけ取り上げる。
僕はね皆さんがそうしていると言っているのではない。けど明らかにね、そういう傾向がある程度目立った形であるわけですよ。
別にチベット問題に限らずね、やっぱりそういうことにそろそろけりをつけないと我が国民民族の言ってみれば、誇りの感情が保てないというふに僕は発言しておきたい。
桜 連続シンポジウム 【3】
胡錦濤訪日、北京オリンピック、東アジア大討論 Part2
平成20年05月15、16日放送
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