今週のお役立ち情報
この人物のオモテとウラ 唐沢寿明(俳優)
一発逆転の大チャンスだ。最近、「山口智子の旦那」とか「CMでしか見かけない」なんて陰口を叩かれていた唐沢寿明(44)がとんでもないことになっている。なんと、日本の映画史上の常識を破る製作費60億円、原作の漫画は世界12カ国で翻訳され、累計発行部数が2000万部といわれる超大作「20世紀少年」(堤幸彦監督)で主役をやることになった。全3部作で、今年夏から来年秋にかけて順次公開される。第1章は14日から開かれているカンヌ映画祭にも出品され、「おそらく日本映画史上最高額で売れるはず」(関係者)ともいわれる。その言葉通りなら、「山口の旦那」どころか、一気に三船敏郎や渡辺謙と肩を並べる「世界のカラサワ」だ。
初めから人気がなかったわけではない。トレンディードラマがはやった90年代には「愛という名のもとに」とか「おいしい関係」(いずれもフジテレビ)などで売れっ子の地位を築いた。それがいつの間にか影が薄くなったのは、やはり山口智子の存在が大きい。2人が結婚した95年当時、唐沢が普通の“若手俳優”なら、一方の山口は朝ドラ「純ちゃんの応援歌」(NHK)で華々しくデビュー、「ダブル・キッチン」(TBS)、「29歳のクリスマス」などで成功した“視聴率女王”。今、流行の「格差婚」とまではいかないが、話題は常に山口に持っていかれた。それも、“不仲説”とか“離婚の危機”ばかり。ちょうど、松嶋菜々子と一緒になった反町隆史、森高千里と結婚した江口洋介と似た構図だ。
●サービス精神が旺盛なばっかりに…
「子供の頃はコメディアンを目指していた」(本人)という生来のサービス精神も災いしている。ドラマなどの制作会見に出るたびに「こないだ友達に“離婚するって本当?”って聞かれちゃった」とか、山口の水着姿が話題になった番組に触れて「オレはもっと凄いものを見ている」なんておどけるものだから、かえって「チープ感」が漂ってしまうのだ。11日に行われた「20世紀少年」の製作報告でも、共演の香川照之が「引退をかけてこの映画に臨む」と発言していたことを暴露し、「僕はそれには賛成できないんですが……」と笑いを誘っていた。
テレビには“ごぶさた”の一方で、実は舞台には熱中していた。90年代初め頃に野田秀樹と出会って「から騒ぎ」「真夏の夜の夢」(いずれも日生劇場)などに出演。最近は蜷川幸雄にも気に入られ、「天保十二年のシェイクスピア」「コリオレイナス」などに起用されている。特に「コリオレイナス」での演技はプロの評価が高く、芸術選奨の文部科学大臣新人賞を受賞していた。
つい最近も、山口がトルコ人ピアニストとのデートを現地紙に報じられ、“離婚の危機”をあおり立てられている。それもこれも唐沢の影の薄さのせい。そのウラで、実は地道に鍛えてきた演技力を話題の映画で発揮できれば、そんな噂など一遍で吹っ飛ぶ。
【2008年5月16日掲載】
Ads by Google
前後の記事
- 元ドロンズの大島さんが挙式「鍋とともに愛を温めてきた」 スポーツ報知 19日10時15分
- この人物のオモテとウラ 唐沢寿明(俳優) ゲンダイネット 19日10時00分
- 女子サッカー選手 歌でも大暴れ! スポニチ 19日09時59分
- 東国原知事 今度は“浅香光代に謝罪” ゲンダイネット 19日10時00分
3comments
- くすぶっていた藤井隆のイメチェンは成功するか ゲンダイネット 19日10時00分
芸能アクセスランキング
- 1
- アッコ「生意気」加護をバッサリ スポーツ報知 18日08時15分
- 2
- 木村拓哉“総理大臣ドラマ”は安易でお粗末 ゲンダイネット 18日10時00分
14comments
- 3
- 釈由美子の膨らんだ胸にビックリ!? ゲンダイネット 18日10時00分
6comments
- 4
- くすぶっていた藤井隆のイメチェンは成功するか ゲンダイネット 19日10時00分
- 5
- この人物のオモテとウラ 唐沢寿明(俳優) ゲンダイネット 19日10時00分
- 6
- 和製・ビヨンセ渡辺直美が同棲中!! お相手は……? 日刊サイゾー 18日09時00分
2comments
- 7
- 怒りっぽい上野樹里に近寄らない長澤まさみ
内外タイムス 17日15時00分
- 8
- 押尾学“悪ガキ”スタイルに逆戻り
デイリースポーツ 19日09時36分
2comments
- 9
- 【ドラマの女王】「CHANGE」新しいキムタクはモジャモジャ? Techinsight Japan 18日21時35分
1comments
- 10
- 滝川クリステル「男性と乾杯したい」
デイリースポーツ 18日09時37分