1)あなたは「吉田様のブログを熟読した経験はありません。」と書いていますが、書評にある「新潮社の社長と友人である」という指摘は本当に序文にありますか?
そんなことを新潮新書の序文に書く「馬鹿」がどこにいるでしょうか。お確かめください。
それに、どこからあなたはその情報を得たのですか?
序文には書いていません。序文には一ヶ月で書き上げたということが記されている、という意味で書いています。
文章は確かに、新潮社の社長さんと友人であることが序文に記されているような誤解を与える余地がありますので、訂正します。
吉田様のブログは熟読はしていません。
ただし、最初に書いたように、レビューを書くにあたり、サイトを拝見しました。
そこで、ブログのカテゴリの中の「会社はだれのものか」というカテゴリの記事は一通り目を通しました。本書の執筆動機などエピソードがあると思ったからです。
新潮社の社長さんと友人である、という情報はその記事の中にありました。
下記、検索して出てきたキャッシュより引用します。
3月ごろからこの出版のお話をいただきました。もともと僕にとっての本道である「ブランド論」を新書で、と考えていたのですが、高校の同級生である新潮社の社長から次のようにささやかかれました。
「その本はいつ出しても、同じぐらい売れる。あるいは売れない。ものごとには旬というものがある。いつもの君の会社についての小難しい持論を、今語れ!今なら人が聞くかもしれないぞ」
すでに、記事の中のその部分は削除されていますね。
ただ、レビュー記述のタイミングでは、ブログに公開されてあったので、吉田様が公開している事実として、レビューで記述しました。
ただしその該当箇所を削除された、ということは本日知りました。
削除された理由はわかりませんが、「記述してほしくない」というご判断と思い、レビューからも削除します。
吉田様のブログについては、私が「熟読」したと書かれており、私にそのような意識はなかったため訂正したのみで、本書に関わる部分のみは拝読したことはあります。
ただし、最初にコメントに書かれていた「A級戦犯」等の議論は関心を持ちませんでしたので、読んでいません。
そのような意味で「熟読していない」と述べました。
2)「ブランド」についての言及が非常に多いとありますが、多いですか?言及はしていますが、むしろこの本は歴史的、経済史的な関心に重きをおいて書かれたものであり、ブランドそれ自体に言及している部分は少ないと思います。あなたの本来持つ「文化的素養」はそれを知っているはずです。
多いと思いました。
非常に多いという言い方が極端に過ぎるということであれば、「多く感じる」と主観的な表現に変更します。
ブランドを一つの切り口として提示されることは新鮮で面白く思いましたが、同時に多いと思ったのも事実です。
3)「本書は「会社は誰のものか」という問題設定に対して、的確に、論理的にアプローチしている本ではありません。」とあります。
それはそのとおりかもしれません。
しかしあなたの高いビジネスコンサル能力?があなたをして、それを言わしめるならば、まず書評者として、どの本がそれを的確に論理的にアプローチしているのかを、あらかじめ示すべし、と思います。
岩井氏の『会社は〜』2冊は示唆的でした。
吉田様の著書内にあったとおり、その論理の精緻さとビジネス上の生き残りとは全く別の次元の話であるとも思います。
伊丹敬之氏の『日本型コーポレートガバナンス―従業員主権企業の論理と改革』も大変論理的アプローチだと思いました。
また、平川克美氏の『反戦略的ビジネスのすすめ』は戦略論的思考から脱したところにある「会社は誰のものか」というテーマへの新しいアプローチとして感心しました。
ただ、いずれも新書ではなく、吉田様の著作は新書という形式であったため、版元から求められる内容が異なることも理解できます。
あなたは、ブログを立ち上げたことで、nomadicaという仮名の一貫性について問われるにいたりました。これがブログを立ち上げるという意味であり、リアリティです。ご承知ください。
私は実名ですので、批判を含め、とうにその覚悟をしております。そのデメリットもあるわけですが・・・
吉田様ご自身のブログで、私の苗字を記述されていますが、それは前回の記事で書いたように、私が望むところではありません。削除をお願いしたいと思います。
直接のご連絡と思ってメールを差し上げた際は、吉田様からご意見を頂いた以上、ペンネームでは失礼と思い、名前を書きました。
公開されているレビューとブログはペンネームで書いている以上、ウェブ上で私の名前を不特定多数の人に公開しないで頂きたいと思います。
どうぞお願いいたします。
また、吉田様のブログに、私について「70年生まれ」と書いてあります。
「70年代生まれ」とメールに書きましたが、「70年生まれ」とは記述していません。
事実とは異なりますので訂正をお願いします。
繰り返しますが、吉田様のブログに書かれているような、吉田様への悪意は私には全くありません。
私の感想であり、それ以外の何の意図もないことをここで改めて記述します。
よろしくお願いいたします。
岩井さんの本の書評にわざわざ「同時期に発売された吉田望氏の同タイトルの本に比べば、はるかに鋭い論考といえます。」と書いてあるのは、はっきりいって、営業妨害ですし、私より「悪意」がある、ととられても仕方がないと思います。
お言葉をかりれば「残酷」に論じているかもしれませんが、正直な感想で、特に他意はありません。
1)岩井さんの書評で僕の本に言及するのはやめてください。悪意を感じますし、営業妨害です。
2)「お世辞にも内容の濃い本とは言えません。」お世辞はいりませんが、具体的に「内容が薄い部分」を指摘してください。私が書いたのは所謂新書であり、約8万字程度です。バカの壁と同じシリーズです。本自体が物理的に薄いのです。同じく新書なのに「中身が濃い経営書」があれば、是非教えてください。12−15万字の記入が可能な選書であるとか単行本と、もしかして、同じ土俵で比較する愚、を犯してはいませんか?
3)論旨や論証が明確ではなく
あなた以外のほとんどの評者は、論旨は明解だといっています。失礼ですが読解力の問題ではないでしょうか?
ちなみに簡単な論旨は、1)国家2)株主3)従業員の3つの可能性のうち株主主権が勝利した。
ただし留保があり万能ではない。株主にも経営責任があり、それを果たさないと会社はすぐに規範をうしなうからだ。
1)最期にお金を受け取るがゆえに株主には主権があることを忘れてはいけない
2)会社は消費者との絆を大事にする「最も高い志の人」のものである。
これが論旨です。
岩井氏の著作も対談を除くと、論考部分は新書かそれ以下の分量です。
分量は大差ありませんが、私は岩井氏の方が論考として鋭いと感じたので、素直にそのように書きました。
同時期に同タイトルで出版され、私も同時期に両著作を拝読したので、当然そうなると思います。
ただし、レビューを営業妨害と感じられるのであれば、営業妨害をする意図はありませんので、削除します。
「中身が濃い」新書を教えろということであれば、最近読んだ中では沼上幹氏の『組織戦略の考え方―企業経営の健全性のために』が濃いと感じました。
いずれにせよ、岩井氏も沼上氏も学者であり、吉田様とは最初から執筆のスタンスが異なることは理解できます。
新書であるゆえに紙幅の制約があるということも、理解できます。
ぜひハードカバーで執筆して頂きたいとお思います。
また、私個人について「大成しないだろうな」と私のブログでコメントされていますが、お会いしたこともないので、よくあるネット上の戯言として受け止めます。
僕のところに書くならまだわかりますが、なぜ向こうに書くのですか?もしかして、アホですか?
『組織戦略の考え方―企業経営の健全性のために』それが中身が濃いのであれば、なぜそういう本の書評をまず、あなたはかかないのですか?本来書評の意義は、そういうところにあるはずです。
最期に。論旨はご理解いただけましたか?いただけてませんか?
大成しないは、戯言ではなく、お会いするまでもない正直(でちょっと残酷)な感想です。反論いただければ、より詳しい根拠を述べさせていただきます。
同じように、私もあなたの努力にかかわらず、私があなたに感じた心証(たとえば所詮リスクテイクも現実のビジネス体験もないノーリスク・インテリ男のある種の「嫉妬」なんじゃないの?)を、この表現がある種残酷だったしても、ここに書くことはネットの自由、ということですね。
「リスクテイクも現実のビジネス体験もないノーリスク・インテリ男」という事実については、事実と異なります。
私も自己資金で会社経営をしています。
同時に、複数の会社役員をしています。いずれも中小企業であり、吉田様に比べるような立派なものではありませんが。
従って、事実とは異なると思います。
私は著作を通じて、著者がどのような人物かという推察を心証としてネット上に書き込んだりはしません。
ただ、吉田様が私の人間としての心証を書かれるのはご自由だと思います。
???
以前は「現在はビジネスコンサルティングを本業」とメールで書いていらっしゃいましたが、ようするにどっちかは(あるいは両方?)嘘ですね?
大変に失礼ですが、あなたはようするに「嘘つき」だと思います。
しかし一方大変に、正直で良心的なところもありますね。人間と・て・も・複雑ということだと思います・・・・そして尊敬と嫉妬はほぼ紙一重、です。
著述をする立場からいえば(特に自信作の場合)、著述について悪く言われるのは、私個人への心証とほぼ同等と受け取ります。それが公然と語られては、(大人気ないといわれようと)その評者(あなた)の信頼性や評価能力に対する、公然としたチャンレンジをせざるを得ません。
私自身はこのやり取りでよくわかるよう、大変に苛酷で攻撃的、罪深く、執念深い、しかも変わった男だと自己認識しています。
よろしくお願いします。
自己資金で経営している会社は、ビジネスコンサルティングを主要な事業としています。従って、本業がビジネスコンサルティングと申し上げたのも事実です。
「「会社は誰のものか」というテーマで、ここ数ヶ月で本を何冊か(吉田様の著作や岩井克人氏のものなど)読む必要があり、」とあります。この必要とは通常ビジネスやら、研究から来るところの要請でしょう。
一方で。
「ネット上にレビューとして拙文を載せることは、あくまで趣味であり、プライベートな時間での活動です。仕事関係で読むビジネス書については、プライベートな趣味の時間、活動に含めたくない、という気持ちがあります。
吉田様の著作についてはプライベートな自己啓発の一部として購入、拝読させて頂きました。」
私の本を買ったのは、必要があったからではなく、自己啓発のためなのですか?だから、書評に書いたということですよね。結局どっちですか?
2)「経営書は、ある程度会社経費での購入が許されております。そこで、自費で購入していない書籍についてはレビューをウェブ上に掲載するような行為はするべきではない、という意識があります。」
これは経営者のコメントではありません。経営者は「ある程度」も「許され」もなく、制約するものがありません。社費でかったかどうかを掲載の基準にするようなメンタリティの経営者はおりません。
つまり、このコメントはあなたがどこかの組織に属していることを示唆するコメントです。
2)私は昨年後半に、今まで勤務したコンサル会社を半ば独立して自分の会社を設立しました。ただ、いまでもその会社へ在籍しています。
昨年までは、会社勤務という立場で、会社経費で経営書の購入はある程度できました。そこで購入し読んだ経営書についてはレビューしていません。昨年以降、自分の会社を持つようになり、自分とお客様からの金であるという意識から、会社経費による経営書購入は大きく減りました。
以下はあなた以外の市井の評者(あなた以外はほぼ肯定的)のコメントです。
>著者の博覧強記ぶりに脱帽したくなるような好著です。
>本書は絶妙なバランス感覚でこの疑問の回答を導き出してくれています。
>歴史的背景やビジネス界の現状のエピソードが次々に展開され、単なる精神論にとどまらない。
>だんだんと深淵で複雑な会社とは何か?
の実体を、歴史、法律、会計などの知識を駆使して
掘り下げていきます。
>「動いている」著者だからこそ語れる机上の理論にとどまらない会社論。
>難解な用語や理論のみの引用を極力省き、現実の事例に即して述べていく著者の語り口は明快且つよどみなく、その深く練られた企業観には驚かされ、そして納得させられます。
これらと比較して、
「お世辞にも内容の濃い本とは言えません。」「「会社は誰のものか」という問題設定に対して、的確に、論理的にアプローチしている本ではありません。」とおっしゃる客観的な根拠を是非、ご教授下さい。
そんな中途半端なかたちで、だいたい創業がうまくいくのでしょうか?利益はあがっていますか?もしあがっているのなら、気持ちよく完全に転籍したらどうですか?
大体同じコンサルの同業であれば、コンフリクト・オブ・インタレストは、どう解消されるのですか?そんな中途半端なことを認めれば、古巣の社員モラルは崩壊しませんか?
ひとつはコンサルではなくて、編集に従事されているのではないですか?ならわかります。
いわく「骨太」「情念」。これらはありきたりな文芸編集者の決まり文句です。
あるいは文芸編集上がりで、
現在フリーの編集者(個人事業主とか)。
経費を出版社に請求できる立場。
名前を知られたくない。
新宿・四谷には相当詳しい。
昔電通に憧れ、今はうらんでいるとか・・・
ビジネスと執筆の二束のわらじに対して、激しい嫉妬を抱いているとか。(ま、自分では絶対に認めがたい感情が嫉妬ですがね)
かつては監査法人系のファームにおりましたが、現在は独立系(ファンド系と言ったらよいでしょ
うか)の会社でコンサルをしています。同時に自分の会社で、コンサル活動をしています。
仕事は財務経理、業績管理、品質管理といった方面のコンサルが多いです。在籍中のコンサルティング会社とは、コンサル領域を完全に分けています。
それにしても社会学、広告近辺の学者、官僚、編集者と、幅広いプロファイリング結果ですが、どれも、一度もやったことがなく、かつ志望したこともない職業です。
どうしても納得できない、ということであればお会いしてもいいですよ(笑)。
メールください。
私の個人情報をウェブ上で公開しないことと、
私の職業が私の説明どおりであればプロファイリングの誤りを認めて頂くことを条件に、
「会うことは全く問題ありません」と吉田様にメールいたしました。
2日以上経ってもお返事が頂けないということは、吉田様もお仕事などお忙しいのだと思います。
私も吉田様の仕事の邪魔や営業妨害はしたくありませんので、お会いする話は、見送りで構いません。
いろいろと有難うございました。